2日目 TOT名物ピンチ祭り

こんばんは!TOT WORKSです!

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時は夕方、宮城県の道の駅を目指して、Googleマップさんの言う通りひた走るTOT号。

空はどんどん暗くなっていき、さっきまで『のどかだな〜』ぐらいで呑気に走っていた道たちは、暗闇に飲み込まれていく。

あるじの時間を取らせまいと、一生懸命攻めた道案内をしてくれるGoogleマップさん。

しかし、慣れない長距離運転の疲れからくる頭痛に悩まされていたTOTには、さして気にならないことだった。

そう、地獄の門が開いていることに気づかないほどに、、、

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19時を回った頃、あることに気がつく。

ガソリンの残量少量ランプがついているのだ。

知らない道を走ることに集中していたために気づかなかったのだが、おそらく点灯してからだいぶ経っているのだろう。

なにせ、メーターが空っぽゾーン寸前だ。

よし、ガソリンスタンドを、、、しかし時すでに遅し。

あたりは完全に沈黙の暗闇。

民家どころか、車どころか、電灯の一本もない。

そう、GoogleマップさんはTOTを深い山道へ連れ込んだのだ。

記憶を辿ってもスタンドはなかったので戻ることも出来ず、しかし進めば山の中でクルマが止まる可能性も、、、

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焦った、TOTは焦った。

海に落ちてサメに囲まれても落ち着いてそう、とまで言われたTOTも、これには焦った。

そして、より最悪のことに気づいてしまったのだ。

そう、TOTはお化けがめちゃくちゃ怖い。

見たことないし、ホラー映画見るくせに、リアルではめちゃくちゃ怖がりなのである。

さらに追い込まれるように、燃費が悪くなる山道により、あっという間にガソリンメーターは空っぽゾーンに振り切れる。

さらにさらに、水が尽きて頭痛も激しくなる。

さらにさらにさらに、雨は激しくなり、霧で包まれる山道。

激しくなる頭痛、尽きていくガソリン、目を離せない山道、悪すぎる視界、迫り来るお化けの群れ(見えない)

万事休す!TOT WORKS!

みんなの居場所を肯定する旅の2日目にして、お前がいなくなってどうする!

追い込まれたTOTが閃いたのは、普段のお上品な自分なら鼻で笑ってしまうような作戦だった。

そう!お下品なことを!全力で叫ぶ!

これしかなかった。

悔しいけれど、これしか手がなかったのだ。

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そこから1時間、明るい音楽を爆音で流しながら、限りなく思考が停止するお下品なことを選び、叫んだ。

ライブでも枯れない喉を枯らすほどに。

そしてたどり着いた街には、薬局もガソリンスタンドもあった。

見つけたときのTOTの高笑いは語るまでもないだろう。

名案が明暗をわけたのか、今夜もなんとかピンチを乗り切り、事故も怪我もなかったTOT。

やはり喜劇がお似合いである。

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被害者は誰かといえば、1時間もお下品な言葉をやまびこさせられた、山神様ではなかろうか。すまぬ。そなたは美しい。

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あなたにここにいてほしいひと

TOT WORKS

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