こんばんは!TOT WORKSです!
この日はスピリチュアルラウンジでライブでしたー!
スピは2回目の出演!
店長の新保さんには本当にお世話になっております!
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前日のオフ日の作業がコン詰めすぎて、連日のライブの疲れがとれず、ゆっくり起きて、お風呂に入り、ライブまでは休んでましたー
やっぱ休まないとダメだね。
朝起きたら全然体が動かなかった。
そういうとこもバッチリやってこそですから、しっかりします!ごめんなさい!
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体調もばっちり回復して、スピリチュアルラウンジ入り。
新保店長とも再会のごあいさつを済ませ、演者の方々とごあいさつ!
バンド、ギンイロギンガはメンバー全員20歳前後という話を聞いて、自分が年齢重ねてる実感がすごかった、、、笑
どうせ感想長いんで、サクサクいきましょう!笑
ライブレポートタイム!
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一番手 bombsさん
おもしろい編成だなぁ。
ドラムとボーカルがメンバーで、持ち込みの音源に合わせて2人が演奏する。
音源はシンセサイザー※が重なり合って重厚でハードな美しい曲。
※色んな音が出るキーボード
そこにタイトな生ドラムが乗るから、その時点でかっこいい。
歌詞は英語だったからわからなかったけれど、情感たっぷりに声量あるボーカルが一本の軸になり、楽曲のノリや節目がわかりやすい。
形態がおもしろいってところに意識がいきがちですが、アンサンブルの構築がしっかりしているから成立するんだと思います。
洋楽の美麗でハードな音楽が好きな人にはぴったりかも。
個人的には、曲間でボーカルさんがステージのフチに来て、肩をすくめながら目を見開いてグビグビと缶チューハイを飲んでる姿が、イっちゃってる感じがして、それが曲ごとにあって、ツボでした。笑
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二番手 ギンイロギンガさん
小樽と札幌の大学生によるポップバンド。
いや、ポップっていうけど、跳ねる意味でのポップとは違うかな。
マイナー調の和音階が作曲のメインにあって、たまに突き抜けるメジャー音階がフラストレーションのガス抜きになっているようなおもしろさ。
サカナクションやフジファブリックが好きな人にはツボかも。
ボーカルの彼が僕にはよくわからない機材を使って、間奏やイントロで色んな音を出すんです。
基本軸がありながら独自性をきちんと追求する姿勢が素晴らしい。
機材と作曲編曲の融和性をさらに高めることができれば、もっともっとおもしろい音楽になると思う。
中毒系ポップスの片鱗は歌詞にも見え隠れしていて、ライブ一曲目のサビを『どうせー』って歌う彼は、いいひねくれかたしてる。笑
また来年共演したときの成長がとても楽しみです!
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三番手 Uncle Tomさん
僕はジャンルとかよくわかってませんが、歌ものメロディックパンクというのでしょうか。
シンプルで勢いのある演奏にキャッチーで綺麗なメロディライン。
僕は歌詞の空気感が特に好きでした。
楽曲の前向き感に寄り添うように、全曲で前進を感じるような歌詞たち。
歌詞が聞こえるって僕はとても大切なことだと思っています。
内容のある歌詞の曲が良いということではないし、歌詞の内容がわからない洋楽も僕は好きです。
それでも歌詞が聞こえる演奏をしているということは、そこにある内容を伝えようとしているということ。
これは多くのバンドに言えることですが、ボーカルの歌っている内容がわからないライブは、残念ながらとても多いです。
しかも、内容がありそうな、真剣に歌っている人ほど多い気がします。
演奏に埋もれてしまうボーカルにもまだ鍛錬の幅はありますが、アンプで増幅した音に声量で勝つのは並大抵のことではありません。
つまり歌の聞こえる多くのバンドは、バンドメンバーが歌を聞かせようとしているのです。
これは一体感がないとできませんよね。
Uncle Tomさんはもう15年くらいいっしょにライブしているとのこと。
そういう互いの理解が作り出している何気ないことに美しさを感じました。
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四番手 TOT WORKS
僕です。
この日の課題は『音圧と音量のある人たちの中で活きるには』でした。
バンドの中にいる弾き語りは目立ちます。
良い目立ちかたも、悪目立ちもします。
だからおもしろいことしてやろうって思いました。
そう、ノイズミュージシャンのisomekiさんとのコラボです!
isomekiさんとは10/3の北海道初日にスピリチュアルラウンジで出会いました!
ノイズミュージックとはエフェクター(音を変える機械)とあらゆる道具を使い、即興演奏する音楽です。
そこに僕は即興の朗読と歌唱を乗せました。
非常に独特な空気が漂いまして、けれども会場の反応としては成功だったと思います!
このコラボがあったことにより、僕の弾き語りの裏側を表せていたら幸いですね。
あとはなにより楽しかった!笑
動画はまたアップしますのでお楽しみに!
isomekiさん、本当にありがとうございました!
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○演奏曲目
1.空席のあるじへ
2.五分後のあなたに
3.レクイエム
4.isomekiとのセッション
5.還り道
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五番手 Sugar Box Crazyさん
美人ボーカルと美人キーボード、、、
ギターベースドラムの渋い系イケメン男性陣、、、
もう単純に見栄えがすごくいい!
どこみたらいいかわからない!笑
本メンバーはボーカルギターベースとのことですが、キーボードとドラムのサポートメンバーも、本メンバーとの一体感があって、見てるだけでホッコリと幸せになったんですよねー。
音楽もメロウな曲とロックでノリノリな曲とで、お客さんへの聞かせ方、楽しませ方がわかっている人たちだと思いました。
それくらい自然な流れで楽曲が楽しめるんです。
それは演者がそのスタンスをやりきっていることが大前提ですし、メンバー間でズレが生じていても違和感が生まれまし、演奏力があってこそです。
だから先に書いた幸せな気持ちで楽しめたんだと思うんです。
あとはメンバーの互いの出す音楽への理解度も高いのではないかと思ったんです。
それは楽曲ごとに色んな音楽の要素が丁寧に盛り込まれていて、それを自然にまとめている気がしたからです。
僕もバンドをやってましたから、こういう何気ない部分の大切さ、大変さを想像すると、音楽を通して人への向き合う姿勢が真摯な人たちなんだなーなんてあったかくなりました。
個人的にはメロウなおばあちゃんの曲『S』と、ラスト前にやったノリノリな曲が好きでした。
お客さんが一体になって楽しめる30分。
僕ももっと勉強しないといけませんね!
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六番手 KAGE稲荷さん
もうおもしろいもんなー!笑
この右手、偽装骨折だそうです!笑
思い出すだけでニヤニヤしちゃう。
カゲさんは音源を自分のiPadで流して歌うスタイルですが、パフォーマンスが最高なんですよ!
うまく言い表せないけど、とにかく笑っちゃうんです!
見てるだけで気付けばゲラゲラしてて、幸せになれる。
すごくないですか?
失礼な言い方をすると、音源を流して歌う、つまりカラオケスタイルで真剣なステージをし、お客さんを30分笑わせるんですよ?
しかも幅広いからまったく飽きない!
これはカゲさんの想像力と表現力が凄まじいからだと思います。
頭に浮かんだ、楽曲に合ったパフォーマンスを即座に実行、そしてそれを繰り返す。
簡単なようでなかなかできないと思います。
さらに歌っている内容、つまり歌詞がずっと面白い。
板東英二と黒柳徹子どっちが好き?って曲とか、ハードコア※に対抗してソフトシェル※って曲とか、どうしたらそんな発想できるのか、まったくわかりません!笑
※ハードコアとは重厚で激しい音楽
※ソフト=柔、シェル=貝
しかも楽曲がいいんですよ。
おもしろさに隠れがちですが、音楽としてしっかりしているんです。
どの曲もポップで踊れるのに、その幅も広く、展開も豊かで飽きない、それでいて笑えてかっこいいキメがある。
あっぱれです!
素晴らしい音楽パフォーマー。
お見それしました。
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七番手 ランチブレイクさん
これまたおもしろ系に見えるじゃないですか?
オープニングの一曲目は面白くて明るいんですけど、ボーカルのくそトング井上さんはこのあとすぐにサングラスを外して、バキバキの良いバンドになります。笑
アンサンブルの硬さ、複数ボーカルのコーラスワーク、豊かな幅の楽曲クオリティ、そして忘れないユーモア、どれをとっても素晴らしかったです。
最初だけ面白くて、あとは裏切りによるドッキリならまだしも、良いバンドやりながら、最後までユーモアを忘れない姿勢がとても好きでした。
ボーカルギター、ボーカルキーボード、ギターメインのボーカル、全員声質が異なるのも良いですよね。
それだけで音楽に幅が出る。
それに歌も全員上手なので聞き応えがあるんです。
個人的には『雨降り 蕎麦屋のいい匂い』という歌詞のある曲と新曲の『わっかのうた』が特に好きでした。
11/3にスピリチュアルラウンジで企画もうたれるそうで、札幌在住の方、ぜひ一度ライブを見てみてください。
優しい笑いと柔らかに寄り添ってくれる楽しい音楽が聴けますよ♪
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いやながいぃぃぃいい!!
さすがに7組は長い!
この記事書くのすごい時間かかった!笑
僕も演者だったの忘れるくらい書いた!笑
だってみんなそれぞれ良いとこあるから、ちゃんと書いておきたいのさ。
本当にいつもお付き合いありがとうございます。
さて、これを書いてる当日はTempoの久保さんとセッション!
いってきます!
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あなたにここにいてほしいひと
TOT WORKS