こんばんは! TOT WORKSです!
11/2の記事です。
この日は静岡初ライブを静岡サナッシュさんでやらせて頂きました!
全員ソロアーティストという日でして、初静岡ライブにワクワクでしたね。
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早めに静岡に到着したので、すこし昼間したあと、サナッシュさんへ!
中のテーブルと机がキャンプ用品で、アウトドア好きとしては、もうワクワクする!
アコースティックの日限定だろうけど、収納も楽々だもんな。賢さと気転が素晴らしいです。
僕の前にリハーサルされていた70’s birdsさんは旅するブルースマン。
この日のイベント名にも冠されている方です。
音楽には詳しくない僕ですが、それでもそのブルースの凄さはわかります。
アメリカツアーもされてきたそうで、本番が楽しみすぎる。
着々と集まる皆さんにごあいさつを済ませ、いよいよ本番です。
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一番手 ルースルース。さん
『僕は弱虫かもしれない。それでも君の火が 消えそうな時は寄り添っていたい。』
冒頭に呟かれていた言葉。
僕はテレビのない暮らしを続けてきたので、なんのドラマかわかりませんが、ドラマのセリフだそうです。
とてもドラマチックですよね。
MCというより、そういう言葉だけ置いてからライブを始める。
歌う人の心情の根っこを見せたまま見てもらえる。
演奏されている曲も、決して強い主人公じゃないんです。
情けなくて弱いけど、それを笑顔で歌っている姿は、ドラマのセリフを引用していようと、言葉通りの美しさがありました。
僕は特に、80年代がご自身の青春という話の後に歌われていた曲が好きでした。
楽しそうにダメな人の歌をうたう姿は、カッコつけな僕にはとてもキラキラして見えたんです。
満点の笑顔が素敵な方でした♪
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2014年のレコ発の映像
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二番手 TOT WORKS
僕です。
静岡一発目、あえて北海道と演奏し尽くしたセットリストで行ってみました。
北海道での経験を活かし、MCや空気を変えて挑戦してみたかったんです。
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○演奏曲目
1.空席のあるじへ
2.楽園
3.五分後のあなたに
4.レクイエム
5.泣きっつらに冠を
6.還り道
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土地の違いもありますが、やっぱり反応が変わりました。
大切にしたのは、空席についてあまり触れないこと。
そうすることで、例えばメッセージが強すぎてかかってしまうフィルター、看板が大きすぎて内容が伝わらないこと、答えを出しすぎてしまうことで想像してもらう余白を埋めてしまうこと、こんなところを意識したんです。
僕が伝えたいことはひとつですが、曲の数だけ入り口があります。
そして聴く人の数だけルートがあります。
岩手の陸前高田、北海道の胆振地方、多くの悲しみと再生に触れたことで固まりすぎてしまい、北海道ではここを大切にしきれていなかった気がしました。
そんなつもりはなくても、こちらが構えて押し付けてしまっていたら、それは受け取る人も苦しいかなって。
表現者である限り、これからも挑戦し続けます。
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三番手 岡田アツシさん
ごめんなさい、写真を撮り忘れてしまいました。
アツシさんは普段※PAさんをやられているそうで、そのせいか全曲がとても音楽的でした。耳の良い人、音感のある人は違いますね。
※PAさんとは、ライブ会場などで音響を担当する仕事です。
まずメロディがとても綺麗な流れなんです。音が次に移るつくりが自然で、かつ飽きない。グッドメロディな歌ってこうやって作るんだなぁ、なんて聞き入ってたら、撮影忘れてました、、、笑
例えばAメロは抑えめで曲のカラーを、Bメロはその色を少し変えながらサビへのブリッジに、そしてサビはキャッチーでわかりやすい。
言葉にすると簡単ですが、作るとなると難しい。かつ癖が出て同じ感じになりやすい。それを見事に使い分けられていました。
僕にはまだまだできそうにありません。
終演後にはアドバイスも頂きまして、ありがたい限りです。
勉強させて頂きありがとうございました!
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四番手 インスタンツあつみさん
これまたすごい人に出会いました。
北海道でヨゾラノゲンゴロウさんを見たときの衝撃に似ています。
音楽のベースはパンクなんですが、喉が擦り切れてなくなるんじゃないかってくらい、一回のステージで出し切りにいく姿勢。
女性でそういう姿の方は見たことがなかったので、それも新鮮でした。
歌を聞く、というよりも、歌を見る、と言いますか、とにかくあつみさんの一挙手一投足が全力で、こちらも自然と全力で受け止めてしまう感じです。
またそれが押し付けがましくないんですよね。愛と優しさに溢れている人の全力全開だから、歌詞が聞き取れない部分にすら伝わるもの、残るものがある。
僕のスタイルとは違いますが、表現者として見習うべきところだらけでした。
むしろあつみさんのステージを見たから、翌日のライブは、自分も一挙手一投足で伝えようと思ったんです。
音を鳴らすだけがライブではありません。
鳴らすものの姿まるごとでショーとしてコミュニケーションを図るのがライブだと、改めて思いました。
根っこから魅せる姿、見せて頂きありがとうございました。
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五番手 70’s birdsさん
ブルースマン。
本当のブルースマンを見ました。
先日まで本場アメリカをツアーされていて、シカゴの黒人ブルースマンともセッションしてきたそうです。
そのときに言われた言葉
『来年はブルースフェスティバルで会おうぜ』
ブルースフェスティバルとは、ブルースの本場アメリカのシカゴで毎年開催されている、世界最大のブルースフェスティバル。
黒人ブルースマンにこんなこと言われるなんて、、、かっこいぃぃいい!ドラマチックではなくもはやドラマそのもの!
それもそのはず、この人は本物ですから。
ライブでは二本のギターを使われます。ガットギターとエレキギター。ブルースマンのセオリー、ガットギターはナイロン弦の生々しさがそのまま出てくるので、土と風の匂いまで伝わってくるようでした。エレキギターは、ロマンスの世界へ連れて行ってくれるような非日常的な演奏。
最後に演奏されていたロングトレインという曲は、アメリカ横断で実際にロングトレインに乗ったそうで、ここまでされちゃうと景色が見えないなんて言えません。
ブルースってどんな音楽?
リンクボタンを押してみよう。
そこにはブルースがある。
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ロングトレイン
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六番手 与太郎さん
普段はバンドでベースを演奏されているそうで、ライブハウスでの弾き語りは2回目だそうです!
とにかく、もうとにかく楽しそうで、見てるだけで笑顔になれました。
歌もおもしろくて、
『俺のギターはEマイナー!君のギターはAマイナー!』って歌ったあと、演奏やめて一言漫談、そしてまた同じフレーズ、そしてまたまた一言漫談をするという曲や、野菜が嫌いだって思いを歌い上げる曲など、そこかしこにユーモアが溢れていました。
笑える歌っていいですね。僕も書いてみようかなと、本気で思います。でもすべるのこわいー笑
最後はお客さんをステージにあげてひたすらラララって歌わせたり、もうメチャクチャでしたが、その風景がまた最高に笑えるんですよ。でっかい宴会にきたみたいな!
こういうライブ、僕もいつかできたらいいなぁ。
そのためにも、まずは自分の軸をもっと固めて磨き上げないとですね!
楽しい時間をありがとうございました。
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七番手 鈴木NG秀典だー。さん
もう写真がおもしろい。
連続で笑えるライブはズルい!
腹がよじれる!
途中まで、今日はしっとりラブソング特集って、おしゃれな帽子かぶって座ってたのに、最後には立ち上がって、替え歌を織り交ぜながら、ラーメンが好きって歌を延々と歌って、会場も大盛り上がりでした。
あーいいなーいいなー、笑いのあるライブいいなー笑
そんでズルいのが、ラブソング特集のときの歌、普通にすごくいい歌たちなんですよ!
僕、恋愛意識が薄いかラブソングを書くのが苦手なんですけど、聞きながら僕なりのラブソング書きたくなっちゃって、素直に書いてみればいいのかな?とか考えて、浮かんだアイデアをメモしちゃいましたからね!笑
入り込んで聞き惚れてしまうような歌、僕も書いてみます。いや書けるのかな?
メモ、素直な気持ち書いたら、一般的にイかれてることしか書いてなかったもんなぁ。笑
まぁ、挑戦挑戦!笑
しっとりも、笑いもあるライブ、ありがとうございました!
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体調を崩してしまったので、打ち上げは控えました。
皆さんとお話したかったけど、翌日のココペリでのライブを考えると、、、悔しいけど止む無し。
とにかくライブ中は、調子悪いの忘れるくらい楽しませてもらいました♪
本当にありがとうございました!
さて、次回は藤枝ココペリでのライブレポート!
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あなたにここにいてほしいひと
TOT WORKS