48日目後編 アンダーグラウンドシンガーソングライターズ

こんばんは!TOT WORKSです!

一個前の記事に続き、こちらは11/6のライブレポートを!

むしろそれだけを!笑

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静岡UMBER!

ガレージを改造してあるライブハウスは二軒目!もうひとつはバンド時代に何回か出演した埼玉県西川口ハーツ!

かっこいいよねー!ガレージ!我が家にしたいくらいかっこいい!木の雰囲気がもう少しでも強かったら、僕はここから出られなくなっていたろうな。

ほとんどきなこちゃんの知り合いだそう。

前の記事に書いた彼女の兄貴分とは、大畑力さんのこと!

リハの前後もあらゆることにボケボケしている僕の面倒を見てくれる、素晴らしいスタッフ力を発揮するきなこちゃんですが、後半は終始、ライブハウスにあったボールに夢中になって遊んでました。

だからお前は猫かっつーの!笑

それではライブレポートいってみよう!

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一番手 野本直斗

ハスキーに後ろで鳴る声とハリのある抜けるトーンを前で鳴らす声を使い分け、ギターもそれにリンクさせた演奏をする音楽人。

文章にすると当たり前のように思えますが、簡単ではないんです。自分の発する音を無意識・意識で認識出来ているからこそできること。

柔らかく静かに観客を引き込み、いっしょに高みへ連れて行ってくれる自然な流れ作りにより、置いていかれてる気が一切しない。

これは目の前に観客がいる表現者の目指すべき、確かな方向性のひとつ。

彼は普段バンドマンらしいのですが、ハイトーンに声が伸びても音がブレないので、バンドアンサンブルの中でも埋もれず、むしろ楽曲を引っ張っていくライブが容易に想像できます。音楽の一体感を弾き語りで楽しませてくれる方でした。

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二番手 大畑力さん

おっきな体、低めに構えたギター。

僕は初見の偏見で、荒々しく勇ましくライブする人なのかと思いました。

がしかし!すごく繊細!非常に丁寧!素敵なギャップでした。

すべての曲でギターの音をとても粒立ちよく鳴らし、日本語を丁寧に歌へ置いていく姿は、とてもいい試合を見せてくれるボクサーのようでした。

声量のある声は、細くて太いといった独特の色をしていました。軸がとてもしっかりしているので張らない部分も通るんです。心の起伏を表現するときにその振れ幅があるのは羨ましいなぁ。

とても繊細で柔らかい根っこがあるように思えましたが、SNSという曲では心の激しい部分が出ていて、ライブが飽きない。

最後の曲で『シンガーソングライターだ』と囁く歌詞があって、なんだか胸が打たれました。覚悟というか、歌を通して人が宣言する姿ってすごく美しいんですね。

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三番手 はなさん

詩世界がとても素敵です。

基本的に明るくはないのですが、言葉の使い方、選び方が独特で、くらーい話でもその創作性でクセになるんですよね。

まだライブ2回目ということですが、今回は急遽決まったそうで、急いで曲を書いたと言ってました。

年齢と音楽経験を考えると、作曲の速度が速いく、それでいて自分の世界を落とし込めているのには驚きました。

演奏面、歌唱面の技術はまだまだこれからですが、だからこそ楽しみですよね。彼女が自分の世界を表現する力を今より身につけたとき、きっとおもしろい、個性的なシンガーソングライターになると思います。

正直、女性は男性より恋愛についての歌が多いです。性別による恋愛の捉え方があるので、それは当たり前のことだと思いますが、はなさんはほとんどそれを歌っていませんでした。だからこそ、その部分の創作の幅もこれから広がっていくのかもしれないと思うと、そこも非常に楽しみです。

面倒見のいい上野きなこ氏と繋がれたようなので、きっとはなさんも、今よりさらに素晴らしいシンガーソングライターに成長していくんでしょうね。

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四番手 TOT WORKS

僕です。

今回は勢いの出せる曲を選曲してみました。

〜演奏曲目〜

1.空席のあるじへ

2.雨の楽隊

3.五分後のあなたに

4.レクイエム

5.続きを編む人たち

6.楽園

楽園を最後にもってきたのは初めてです。

どんな風に聞こえただろう?

今までは前半でやっていたけど、後半の方が輝く曲な気がしてきたんです。

これからも色々試してみようと思います!

それにしても、痛めた左手がうまく動いてくれなくて悔しい演奏にはなってしまいました。今はもう大丈夫ですが、聴いて下さる方々へちゃんとお届けするためにも、体は大切にしたいと思います。

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五番手 シオヤタクトさん

語りパートの多い曲、まるごとポエトリーリーディングの曲など、竹原ピストルさんをメロディアスにしたようなスタイル。

僕はライブレポートを書くとき、なるべく他のアーティストさんの名前を出さないようにしているのですが、シオヤさんを聴いたとき、初めに浮かんだのが、どうしても竹原ピストルさんだったんです。

それは初めて竹原ピストルさんを知った時の衝撃に似ていたから。

僕は竹原ピストルさんに凄まじい衝撃を受けたので、もちろんシオヤさんも凄まじいということです。

語りに感情表現があるのはもちろん、メロディアスになるところが美しい。両立させてひとつの曲にするのは非常に難しいのですが、シオヤさんは自分の自然な表現としてやっているようにしか見えませんでした。

だから言葉が全部聞こえてくるんです。耳に入るというか、気づくと聴き入っている。

楽曲は人との別れが多いのですが、それを後悔したり、忘れられなかったり、うつむいているような感情を、多彩な言葉と展開、楽曲の色で表しているのは、本当にすごいです。それだけシオヤさんが、その根底にある寂しさや悲しさを繊細に捉えているということではないでしょうか。

イスにドカッと座って大股開きながらそんなライブ見せてくれるもんだから、彼の半生の話を聞かせてくれてるように感じたのも、ひとつのショーとして素晴らしかったです。

こんなポエトリーリーディングみたら、影響受けちゃうなぁ。

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と、こんなかんじでシンガーソングライターだらけの夜でした!

歌とギターの表現が素晴らしいレベルにある人たちばかりでしたが、じゃあ何がアンダーグラウンドかって?

地面の下は地下。体の中に魂があるのなら、そこから音を鳴らしているように感じたから、今夜の人たちはアンダーグラウンドシンガーソングライターズ。

陽の目を浴びるかはわからない。

誰も保証はしてくれない。

何も起きないままかもしれない。

それでも今夜の歌うたいたちは歌うんだろうな。

歌わずにはいられない人たちのようでしたから。

もちろんそれは、僕もまた。

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あなたにここにいてほしいひと

TOT WORKS

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