127日目 素敵なご婦人たち

こんにちは、TOT WORKSです。

ーーーーー清掃員さんーーーーー

今日は散歩中ふと、マンションの清掃員さんに目がいきました。

60歳くらいの女性だったかな。まだまだ元気という雰囲気だったけど、腰を少し曲げながら、一生懸命に床を掃除されていた。

僕は以前から清掃の仕事をいろいろとやってきたけれど、こういうマンションの日常清掃って毎日やっていることが多い。

だから大体綺麗だし、見張っている人もいないし、簡単にサボれてしまう。

この女性は毎日綺麗にしているであろう床を、端のマスから端のマスまで、しっかり綺麗にモップがけしていた。仕事の項目に入っているのかもしれないけれど、個人所有物のエアコン室外機も隅々まで拭いていた。

彼女はまじまじと見ていた僕に気づき、

「風が強いけどお天気ね」って笑いかけられたから

「そうですね。こんな日はお掃除も気持ちいいですよね」と僕も笑う

「お天気だと、綺麗なところももっと綺麗になるからいいのよね」だってさ。

衝撃的だった。当たり前のことかもしれないけど、そりゃそうだ。

でも僕はそんなこと、こんな自然に言えない。

感動して泣きそうになったけれど、そうなったら完全に不審者なので、ごあいさつをしてさようなら。

彼女は明日もまた、あの建物を綺麗にして、いってらっしゃい、おかえりなさい、と住人さんたちに笑顔であいさつするのかもしれない。それはきっととても美しい。どうぞお元気で。

ーーーーー木製の電信柱ーーーーー

夕方、近所にある木製の電信柱を眺めていた。

僕が子どもの頃からある、近所で唯一の木製の電信柱。

しっかり立っているけれど、そろそろボロボロになってきた。

いろんな理由で変えたらいいのにと思うけれど、

いろんな理由で変えないのだなと思う。

時代にゆらがない信念に似ている、なんてのはかっこつけすぎだから、時代にゆらがない信念が、この電柱に似ているのだ、と思うことにした。

ーーーーー花の名前ーーーーー

「ねぇ、あなたあの花の名前知ってる?」

家の近所で、知らないご婦人に話しかけられた。

「わからないですけど、かわいいですね」と返す。

「そうなの、すごくかわいいから名前が知りたくてね。スズランに似てるけど、スズランなのかしら」

そう言ってフフフと笑い歩いていった。

花には疎いので、グーグル先生でスズランを調べたけれど、僕にはスズランにしか見えなかった。すごくかわいい。

気になった道端の花の名前を知りたいなんて、思ったこともなかったけれど、これはとても大切なことのように思えた。

そのご婦人のたたずまいがすごく美しかったし、名前を尋ねられる花もまたかっこいい。ご婦人と花、どちらのようにもであれたらと思うけれど、それは欲張りだな。

スズランの花言葉は「純粋」英語だと「再び幸せが訪れる」だそう。

やっぱり僕はご婦人のようでも、スズランのようでもありたいと思った。

ーーーーーうちの花壇ーーーーー

母が大切に育てているチューリップがもうすぐ咲きそうだ。

咲いたらお祝いに肩でも揉んであげましょう。

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あなたにここにいてほしいひと

TOT WORKS

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