130日目 夜間照明の下で

こんにちは、TOT WORKSです。

ーーーーースーパームーンーーーーー

月が軌道上で一番大きく見えることをスーパームーンと言いますね。

4/7、4/8はスーパームーン。確かに大きな月でした。どちらも双眼鏡越しに撮った写真。生で撮るより、この景色を見せたかったので、こっち。

4/7のスーパームーン

4/8のスーパームーン

僕は歌詞にも月をよく出しますが、それは母の影響です。

『今夜は月が綺麗だよ』

そんな夜のたび、どこにいても母からメッセージが来ました。かつての僕はだからどうしたんだろう、なんて思いながら一応見て、綺麗だったね、なんて返事していました。

ある日、親戚の家にお呼ばれして僕だけが遊びに行ってご飯をみんなで食べていると、おじさんは言いました。

『ここの景色が好きでこの部屋に決めたんだ。ここならいつでも2人でいい景色が見れる』

素敵なご夫婦だな、なんて思っていると奥さんが

『外にいる時もよく、景色とか食べ物の写真送ってくれるんだよね』

なんかうちの母に似てる。僕は理由を尋ねます。おじさんの答えで母を知ろうと思ったんです。

『僕はいい景色みたり、美味しいもの食べたりすると、自分の大事なひとと共有したくなるんだよねー』

考えたこともありませんでした。これはこれ、それはそれ。日々のことから自分を守ってなんとか生きていた僕は、人と共有したり、分け合う喜びを知りませんでした。

そのとき思ったんです。僕はちゃんと大切にされてきたのかもしれない、と。

それから年月を重ねて、僕は少しずつおじさんの真似をするようになりました。母から送られてくる月のメッセージの意味も変わりました。

月を、いい景色を、美味しいごはんをひとに見せたり話すようになりました。そして見て聴くようになっていきました。

人によってはどうでもよかったり、相手をするのがめんどくさかったりするかもしれないけれど、君を大切に想っていると、言葉を使わないで表現したかったんです。

だから夏目漱石がI love youを『月が綺麗ですね』と訳したと知ったときは嬉しかった。仲間だな、なんて偉そうに。

今僕は、綺麗な月の夜の度、母と双眼鏡で眺めています。あと何回こうして過ごせるのかな、なんてことも考えながら。僕もお返しに月が綺麗だよ報告を母へ、そしてそこから伸びた枝の先にいる人たちへ送りながら。

見せる、話すことで、見せてもらい、聴かせてもらえる、それは受け取り手によっては、すべてのことに言えるのかもしれませんね。

世界と交流する、なんていうと大げさだけど、そうかもな、なんて。

僕の人生は再生の物語です。呪いも傷跡も生傷も今の僕とあなたにたどり着く、そしていつかずっと先の未来へ繋がる、道筋なんだって、今は思えます。今はそう、思えるんです。

生き残ってみるのも、悪くないよね。

あー、早く新曲たちを聞いてほしーよー

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あなたにここにいてほしいひと

TOT WORKS

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