120日目 楽園はいつも目の前に

ファンファーレ!TOT WORKSです!

今回は1/17の記事です!

この日は大阪扇町para-diceさんでのライブでしたー!

実は奈良のNEVERLANDのブッキングマネージャー向井さんや、レペゼン奈良のシンガーソングライター金子ゆかちゃんが大好きなハコと聞いていたので楽しみにしてましたー!

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ハコに対してファンがいるって話も聞いたので、どんな魅力的な場所なんだろー!と商店街を探すものの、見つからない、、、

何度往復しても見つからない、、、

え?マップ間違えてる?見方が違う?

しかしここは焦らず急がずだ。

何度同じ経験をしているか、数えきれないくらい蓄積した経験値を生かすんだ。

固定概念を破壊しろ!

想像の入り口じゃない!

現実を見つめるんだ!

そして僕は、どう考えて民家の入り口にしか見えない玄関に立ちました。

だってGoogleマップはここを指してるから。

きっと夜になったらライブハウスみたいに変わるんだろう。

ピンポーン

返事がない。

ピンポーン

物音もない。

ピンポーン

え?入り時間なのに、誰もいないの?

横のお店に聞いてみよう、と左を向くと。

パーーラダーーイス!!

パーーラダーーイス!!

すごい看板ちっさいーー!!

つつましくおしとやかーー!!

お隣さんは普通に民家だったみたいです。

お留守でよかった。

本当にすみませんでした。

そりゃそうだよね。

表札出てたしポストもあったもんな。

ひと騒ぎして入場完了!

中はこんな感じです。

Thank you!がイカス。

ふとしたところにポジディブな言葉を見つけたときの喜び。

楽屋と事務所が一体化していて、みんなで和気あいあいとしていられるのもステキなポイント◎

さて、ライブスタートです!

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1番手 本城タカヒロ

本城さんの曲はコードの色彩がとても豊かだ。

オシャレだったり、不思議だったり、かっこよかったり、悲しかったり。

『雨の日』に着る『カッパの色味』が『言葉では表せない』けど『穏やかに反骨的』だった。

って感じの日本語に似ているような。

色彩豊かな楽曲の奥に、様々な景色と感情が隠れていて、それは発信した人と受信した人とでは共有できないもの。

そういう不確かで浮ついてる状態の美しさを、肯定しているかのように感じました。

本城さんともおしゃべりしたし、なんなら旅人特権でお酒ご馳走になったし、とても温もりのある人だと思ったけど、奥底が見えない、不思議な深みを感じたんです。

本城さんの音楽にもっと触れたい。

YouTube

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https://honjotakahiro.jimdo.com/

Twitter

@honjo_takahiro

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2番手 naonari ueda

綺麗なフリオチ。

1/14の記事をご覧いただいた方はお分かりかと思いますが、僕らは奈良NEVER LANDで出会い、『いつかまたどこかで!』と熱い握手を交わしました。

はい、3日後に再会叶いました。笑

短期間に2回目にもなると、曲を覚えてきますけど、naonariさんの曲をはとても短い。

ワンコーラスでおしまいって曲がほとんどだと思います。

ここで凄いなと思ったのは、naonariさんって張り裂けんばかりに叫び歌うんですけど、その曲で歌いたいことが終わったらそこでおしまいにしてる気がしたんですよね。

だから短い時間に叫び尽くして、不要な部分を作らないという。

作り手側の話になりますが、大体の尺を決めたり、音楽的におもしろくしたくなったりすると、余計なことを歌いがちだと思うんです。

本当は1番でおしまいでいいのに、2番とラスト大サビのために繰り返すとか。

商業的なことを考えたり、そうする必要があるならば、それは必要なことですけど、ここでおしまいを早い段階で決定するのは、簡単ではないと思います。

naonariさんはこれがとても潔いので、一曲一曲が印象深く残ってくるんですよね。

とても勉強になりました。

3回目出会ったときには、少しいっしょに歌えるかもな。笑

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@nao_15linger

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3番手 TOT WORKS

1.空席のあるじへ

2.五分後のあなたに

3.雨の楽隊

4.神様の庭

5.レクイエム

6.ここに訪れた日

7.あるじを空席へ

おとなしいセットリスト。

ある意味挑戦的なほどおとなしいです。

しかし、この夜頂いたアドバイスから、僕のセットリストは変わってくるんです。

関西ツアー回って、本当によかった。

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4番手 時藤夕樹

時藤さんはピアノ弾き語りの女性シンガーソングライター。

ピアノもギターも、弾き手によってカラーが変わるのは当たり前だけど、彼女のピアノは淡い紺色が軸になっているように見えました。

重厚でふくよかな上下左右の広がりが魅力的で、そのピアノがまっすぐ見つめるような歌声とマッチしていて、とても誠実で深みのある印象を受けました。

バッグボーンを匂わせる音楽。

だからある意味、音楽として受け取っていながら、彼女自身のことを知りたくなるような。

僕たちが普段関わっているときに見せ合う表面的な部分ではなく、人間のもつ複雑であいまいな部分に踏み込みたくなる気持ちに似ていますね。

『やわらかな痛み』という曲が特に好きで、イントロのピアノから耳がピクピクなるくらい反応してしまいました。笑

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Twitter

@yuki_tokito

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5番手 矢谷ウメ子

矢谷さんもピアノ弾き語り女性シンガーソングライター。

が、しかし。時藤さんとは構えからして異なるのだ。

あえてこの2人を前後にするあたり、ブッキングマネージャーさんはおもしろい魅せ方をしてくれてますね。

同じようなキーワードが出てくる属性は離すものですけど、これはたしかに、お2人を知っていればぶつけたくなる!笑

矢谷さんは客席に対して向き合わず、横向きで演奏します。

さらにループマシン(生演奏を録音して再生する機械)を駆使して、声とピアノを重ねていき、矢谷ウメ子ワールドに招待してくれる、案内人です。

ボーイッシュとはまた違うんだけど、中性的な声をしていて透明感とハリがある。

だからループさせる音の中でも埋もれないで聞こえてくるし、声をループさせても楽器的に聞こえる。

矢谷さんが自分の特性を知っていて活かしている証だと思います。

さらにおもしろいのは、naonariさんのようにワンコーラスほどの短い曲もあれば、5分ほどの曲もあって、ライブが最初から最後まで飽きずに耳を楽しませてくれるところも素敵ですよね。

最後にやっていた『Dear Sigur Ros』という曲が一番好きでした。

シガーロスとはアイスランドのポストロックバンドの名前です。

タイトルにやられたかっていうと、それは否定できないけど!笑

ほんと、見入って聞き入ってしまいました。

YouTube

https://www.youtube.com/channel/UCx5q1m_pQhQGhc-VlZhDC0A

Twitter

@yataniumeco

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そんなこんなでライブはおしまい!

お客さんと交流したのち、みんなで乾杯!

ワイワイやってると、出演していないミュージシャンの方が、トコトコトコっと少なくとも5人はやってきました。

聞くと、本編終わってバータイムになると、飲みにくるひとたちがいるんだとか。

ライブハウスでそんなとこ、なかなかないですよ!?

それもこれも、どんなひとでも快く受け入れているハコの皆さんのおかげ。

みんなの居場所。

ハコにファンがついてるのも納得の一夜でした◎

本当に居心地よかっなぁ。

本城さん、旅人特権のお酒美味しかったです!

ありがとうございます!馳走さまでした!

見て聞いて下さった方々、本当にありがとうございました!

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あなたにここにいてほしいひと

TOT WORKS

119日目 ひとのかたち、おとのかたち

ファンファーレ!TOT WORKSです!

今回は1/16の記事!

大阪心斎橋のアメリカ村AtlantiQsさんでのライブでした◎

ほとんど一人編成なのにアコースティックに止まらず幅広い音楽が集まった夜でしたね〜

この日、大阪初のたこ焼きを食べました!

前日にチェックしていた三角公園前の甲賀流!

人が並んでいるたこ焼き屋さんはここが初だったので、ワクワクしながら列に並びまして、目の前の三角公園で頂きました♪

10個入り450円!安い!のかわからないけど!

外はふわふわ、中はとろとろ、タコは歯ごたえしっかりで、美味ーー!!

大阪に移住したりする人生じゃなくて良かった。確実に散財して太る。粉もん王国バンザイ。

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腹ごしらえも終えて、AtlantiQsさん到着!

リハ時間は相変わらず、現地のアーティストさんたちとわちゃわちゃ歓談しながら過ごしまして、今夜もいい日になるなーなんてポーっとしとりました。

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1番手 おひさまくらげ

なんてかわいい名前なんだ。

絵本かよ。野郎2人とかの編成じゃなくてよかった。女の子がいてよかった。笑

元々ベースでバンドをやっているギターのヨコイくんの作る曲は、シンプルなメロディとこだわりまみれのコードがくせになる。

ベーシストは大体マニアックだからね。笑

それをボーカルのさきっちょさんの飾らない素朴な声で歌うから、耳で楽しみつつも聞いていて安心する音楽。

2人のMCのやりとりがのんびりした夫婦漫才みたいでおもしろかったのも魅力ですねー◎

ギターヨコイくんのTwitter

@YOKOIruinedgirl

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2番手 飯田昂

リハから笑っちゃってたけど、爽健美茶の曲て!笑

彼は真剣な雰囲気でとてもふざけた歌を歌ったり、メインの流れはありつつフリースタイルで歌ったりと、ユーモアにあふれた弾き語りをします!

そういうおもしろいこと、挑戦的なことがてきるのは、基本がしっかりしてるから。

ギターも歌もうまいのにひねくれた表現として出てくるあたりのクセの強さが、たまんないですよねー笑

普段はメインGhost in the cityというエレクトロユニットを組んでいまして、そちらもぜひチェックしてみてください!

Ghost in the cityのwebsite

http://gh0st1nthe4ty.wixsite.com/ghostinthecity

Ghost in the cityのTwitter

@8bit_osaka_jap

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3番手 TOT WORKS

1.空席のあるじへ

2.ここに訪れた日

3.レクイエム

4.続きを編むひとたち

5.音楽を鳴らした日

6あるじを空席へ

すみません、時間空きすぎてあまり記憶がありません、、、笑

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4番手 夕方の豊野

リアルタイムで鳴らした音を録音して再生する、ループマシンという機械を使って、ひとりでダンサブルな楽曲をやるスタイル!

衝撃的だったのは、歌も、ダンスも、ギターソロもやっていて、エンターテイメント性が半端じゃ無い!

役割分担してやっても、ダンサーがいるのはおもしろい。でもそれを全部ひとりでやるからこそ、見せられるステージっていうのがあると思うんです。もちろんクオリティはどれも高いから引き込まれる。

そこにあるのはすべて『夕方の豊野』が生み出した世界。

『ひとり』の可能性を見ました。

お見事です。

YouTube

Twitter

@yugatafeedbackc

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5番手 REI-玲-

普段はCrystal sound cafeというユニットをやられているそうで、そこではシンガーがいて、玲さんはギタリスト。

ソロ活動のときは完全にインストゥルメンタル。

インストゥルメンタルとは、歌のない音楽のことです。

おもしろいし勉強になったのは、ハードロックなギターインストでライブを始めたのに、中盤は楽しくてさわやかなポップスを演奏。そしてフィナーレはまたハードロック調な楽曲。

振り切って違うことをやられると、耳と頭が『おぉ!?』って反応して、自然と見て聞いてしまうんですよね。

しかもそのどれもが玲さんの表現として筋が通っていたので、ひとりのアーティストの多面性を楽しめる!

ちゃんとお客さんのことを考えているからできることだけど、音楽の幅が広くなくてはできません。勉強になります。

ソロもユニットも素敵です◎

下のリンクからチェック!

ソロとCrystal sound cafeのYouTube

https://www.youtube.com/user/Dsw0215rei

Twitter

@Guitarist_rei

ソロのwebsite

https://instrumentalart.simdif.com/

Crystal sound cafeのwebsite

https://crystal-sound-cafe.com/

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6番手 stina

聞き惚れてしまう歌の数々。

お酒弱いのにお酒が進む。

人情と哀愁たっぷりのピアノシンガーさんです。

僕は特に『うっとおしい』という曲がたまらなく好きでした。

人からの愛情をうっとおしく思うのは、それだけ気にかけてもらってるから。

実際にお子さんがいらっしゃるそうですが、納得の説得力でした。

聞きながら母のことを思い浮かべたりして、涙が。

沁みます。とても。

YouTubeにうっとおしいはアップされてなかったのですが、他の曲も素敵です◎

下のリンクからどーぞ。

お酒の準備できてます?

YouTube

Twitter

@stina_pianosing

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こんな感じで、男女ユニット、ユーモアのある弾き語り、ループマシンダンスギターシンガー、ギターインスト、人生の滋味溢れる歌、椅子置き男、個性バラバラな演者の集まった夜でした◎

なにがいいって、みんなそれぞれ、自分の表現に向かっているからこういう夜になるってこと!

自分のスタイルで表現して人に喜んでもらうことって、原点だからこそとても大切なことだと思うんです。

翌日も大阪!

さて、どんな夜になったでしょーか!

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あなたにここにいてほしいひと

TOT WORKS

118日目 いつかのチビ助の真実を超えて

ファンファーレ!TOT WORKSです!

1/15の記事でーす!

この日は大阪心斎橋はアメリカ村のBEYONDさんでのライブでした!

アメ村にがっつり突入したのは初でして、イケイケな空気にドキドキしながら向かいました。

Google先生から三角公園の目の前と教えて頂きまして、ホーここがあの三角公園ね!なんて余裕があったのは最初だけ。

入り時間が近づいてきているのに、BEYONDが見つからない!

なんで!目の前にあるはずなのにないぞ!

と焦って遅れるかもしれませんと電話したら、なんとずーっと目の前であたふたしていたようです。

恥ッ!!

入場するとオシャレなバースペースが。

作りたてのライブハウスとのことで、内装がめちゃくちゃ綺麗でした◎

こんなかっこいいスクリーンの使い方も!

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この日は僕とあと2バンドという、実質スリーマン状態でして、さらに僕はトップバッターでして、バンドのツーマンのオープニングアクト感満載!笑

1組は東京のバンド『いつかの空蝉』

もう1組は大阪のバンド『透明な七日目の真実』

どんな感じかなー仲良くなれるかなーと思って、リハ終わりのいつかの空蝉のボーカルの女の子(のちに仲良くなる、そら見ちゃん)にあいさつしたら、終始ニッコニコで、こりゃいい日になるぞーって感じでした。笑

楽屋でもみんなでわちゃわちゃ盛り上がって、ポツネンと弾き語りの僕もみんな仲間に入れてくれまして、めっちゃ笑った楽しい時間だったなぁ。

うん、こういう日はみんなでイベントをつくるいい日になる。

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一番手 TOT WORKS

1.空席のあるじへ

2.五分後のあなたに

3.雨の楽隊

4.レクイエム

5.続きを編む人たち

6.音楽を鳴らした日

7.あるじを空席へ

本当は音楽を鳴らした日じゃなくて、ここに訪れた日をやる予定でした。

でもみんなで作れてるこの1日を思って、急遽変更。

おかげで時間を5分もオーバーするという事件を起こしましたが、どうしてもやりたかった。

BEYONDさんごめんなさい!

ブッキングマネージャーの梅田さんに、ギターの表現で本当に雨が降っているようだったと言われたのが嬉しかったなぁ。

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2番手 いつかの空蝉

歌物ポストロックというのだろうか?

とにかく!かっこ!いい!

変態的な楽器陣の変則的な楽曲構成。

そこに乗る、ハリのある伸びる歌声。

インテリジェンスな楽曲構成と対極的なシンプルグッドメロディが、聞く人への柱になってる。

だから音楽的な構成の楽しさやノリがありながら、歌の軸がしっかりしていて聴きやすい。

ボーカルそら見ちゃんの声質が抜けやすいのもあるかもしれないけど、楽器陣が周波数レベルで気にして音作りしているのがよくわかる。

さらに楽曲はアンサンブルが知的でクールなのに対して、ボーカルは人間臭くて熱量があるから、その2つが融合していて魅力的。

素晴らしいです。

シタサキノミライという曲と、unknown chordという曲が特に好き!

これからもっともっと彼ら独自の魅力がさらに伸びていくと思うと、ワクワクしますね◎

関東でもよろしくね!

Twitter

@utsusemi0813

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https://www.youtube.com/channel/UCqTqeCkcm5oMr0gOVVtGy8A

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https://www.itsukano-utsusemi.com

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三番手 透明な七日目の真実

こちらも女性ボーカルのバンド!

いつかの空蝉とは打って変わり、ロックで乗れて、ストレートに楽しめるバンドサウンドと楽曲が魅力的でした◎

ボーカル芽菜ちゃんはスレンダーで手足が長く、モデルさんみたいなスタイルしてるんだけど、BEYONDのきらびやかな照明と相まって、すごくステージ映えしていてかっこよかった!

その華のある彼女の存在感と歌をバンド陣が立てて支えているのが見て取れた。

バンドってバランスが大切だと思うんです。

突出した人たちが集まってるバランス、メインの人を立てるバランス、空気感がまとまってるバランス、なんでもそうだけど集合体として魅力を感じさせるのって、難しいと思うから。

そういった点でバンド内での役割分担がしっかりしていてすごいなと思いました。

わかってても、できないもんなんですよ。笑

あとから聞いたら、バンドの作業や楽曲制作も、やっぱり役割分担がしっかりしていた。

人間的にも信頼しあえてるってことなんだろうな。

そういうバンドのステージは、私たちのメインはここです!っていう柱があるから、楽しむのに余計な考えがなくなっていくと思うんです。

うー!勉強になりまっす!

Twitter

@toumei7th

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https://www.youtube.com/channel/UCkAx0JzZm0GWRNxQ_6Hr7xg

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https://toumei7th.wixsite.com/toumei7th

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お客さんも楽しんで頂けたようで、みんなでいい一日が作れたんじゃないでしょうか!

はなまる!

打ち上げでもたくさん交流しつつ、会場はラーメン屋さんへ!

カッパ本舗というところですが、残念ながら写真は撮り忘れてしまいました、、、ハラペコだったもんで、、、笑

なんだかんだ、ずーっと演者同士がわちゃわちゃ盛り上がって、楽しんでいた1日でした◎

そういう日はお互いのライブもちゃんと見て空気を作れる人たちが集まるので、お客さんが楽しみやすい雰囲気のある1日になるんだと思います。

誰とだってせっかく出会ったなら、そんな風に1日をつくって、お客さんに満足してもらえる日を作りたいな。

うん、やっぱりいい日になった◎

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あなたにここにいてほしいひと

TOT WORKS

114日目 愛と狂気のオードブル

ファンファーレ!TOT WORKSです!
だいぶ間が空いてしまいましたが更新です!
年末年始のことはまた今度まとめますー

1/11の記事です!
この日は大阪は難波にあるcafe&bar 845さんでライブさせて頂きました!

雰囲気のある入り口にごくり

雰囲気のある階段にごくり

雰囲気のある店内にごくりごくり

完全に僕好みの空間。
やったぜ。


ステージはなく、絨毯のみ。
お客さんとの距離も近い。
やったぜ。リハ中に、マスターの牡丹さんや、演者の迷子(めいこ)さん、nomaさん歓談して、さっそく楽しい時間に◎ここはライオンコーヒーというものを出されているそうなので、せっかくだしバニラフレーバーのものを頂きました。

バニラの甘い香りとコーヒーの曇った香りが相まって、脳みそとろける。
味はコーヒーそのものなので、バニラフレーバーのパイプを吸いながらコーヒーを飲むのが大好きな僕にはたまらない一品でした。さて、それではライブレポートいきましょう!ーーーーーー
一番手 MiFu(エムアイエフユー)

若干15歳。
まずはその年齢に驚きでしたが、ライブを見てさらに驚き。
表現したい世界がとてもはっきりしている。
黒くて狂気的だけど、淀んでいるわけじゃなくて、ミフ君の純粋な表現がこの形なんだと思いました。
だから裏に見え隠れする人生の物語や年齢と相まって、とても繊細で美しいものを観ているようでした。
僕が15歳の頃なんて、まだドッヂボールに夢中だったし、作曲練習用の作曲しかしてなかったのに。
歌も演奏もこれからもっともっと伸びていくんだろうし、その上での表現がとても楽しみです。ギターが不調だったみたいで、僕のギター使ってもらいました◎
色んな人に弾いてもらって、マチコ(マーチンというメーカーのギターだから)は幸せものだな!
Twitter @MiFu0321
YouTube https://youtu.be/wvDlIc0uW3E

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二番手 noma

リハの歓談中に同い年ということが発覚。
親近感しかない中見させてもらいました。
僕が音楽的な課題としている『アコースティックギターを使ったロックとは違う激しい曲』をやっていて、ちょっとあわわわってなった。笑
出身地のことを歌った『地方都市』という曲や、最後にやっていた曲がとても好きでした。
見た目とは裏腹に激しいストロークで暴れるギター、透明感がありながら冷たく乾いた部分と熱情を備えている声、そして達観しているようで叙情的な歌詞。
それを風のようなメロディーに乗せる。
僕がやりたいけど苦手としていること、やってた。笑
めっちゃ好きな音楽やってる人に出会えたことに感謝。

Twitter @KsgDai
YouTube https://youtu.be/Ys0o4AEpq8I

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三番手 TOT WORKS
僕です。

空席のあるじへ
ここに訪れた日
レクイエム
続きを編むひとたち
音楽を鳴らした日
あるじを空席へ

『ここに訪れた日』は前日と数えて、旅で二度目でした。
CDに入れたのにどうしてやらなかったのか、っていうくらい、いまではお気に入りです。
会場の皆さんとの距離も近く、あたたかいライブができました。

ステージがあると映えるけど、個人的にはこういう距離感でのライブ、やっぱり好きだなぁ。
顔がよく見える。
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四番手 迷子(めいこ)
リハ中に話していた穏やかな人柄とは打って変わって、激しく歌い上げる姿が圧巻でした。
ダークで退廃的な雰囲気があって、暮らしのどうしようもない部分を叫んでるんだけど、それってとても人間臭いです。
彼女の人柄はわかりませんが、音楽に嘘がないというか、作って表現してるというより、このまま彼女なんだろうなって。
ちゃんと聞き取れなかったけど、歌詞がおもしろいように聞こえました。
着眼点というより、それを発信し直すときの表し方がとても個性的です。
ライブ映像がYouTubeで発見できなかったのでリンクは貼れませんが、どこかで見る機会がある方はぜひ、その歌の内容に耳を澄ましてみてください。
Twitter @meico91
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五番手 影野若葉
陰鬱とした不条理世界、出口のない悪夢、排気ガスで充満した街にある健全、そんな言葉が浮かびました。
影野さんはガットギターで凄まじい演奏をしながら、その独自の世界を歌い上げるのですが、そのどれもがブレのない軸からの視点で、ライブもさることながら、楽曲の質が恐ろしいです。
ご自身は手塚治虫の不条理世界に影響を受けたとおっしゃってましたが、僕はライチ★光クラブや、伊藤潤二の空気も感じて、恐ろしいのにどこかコミカルというか、だからこそ怖いんですけどね。狂気そのものがストレートでスタンダードなこのかんじ。
ただ、脱出できない苦しみを、分かち合う人肌のぬくもりが残り香のように漂うのはとてもずるいですね。素晴らしいです。
単純にギター演奏者として尊敬の域にいる方なので、たくさん勉強させて頂きました。
Twitter @wakaba_kageno
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ライブレポートはこんなかんじです!
お客さんとお話して、みんなで軽く乾杯して、楽しい夜を過ごしました◎
実はこの日大変だったのはこのあと。
いつものラジオを収録して、そこから翌日のライブ会場、静岡県浜松市に向かいました。
眠気で頭こわれるかと思った、、、
途中で仮眠をとってこの日はおしまい。
浜松でのできごともおたのしみに。
関西ツアー2日目。
濃かったなぁ。濃厚。いや特濃。
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あなたにここにいてほしいひと
TOT WORKS

113日目 西の都の土を踏んだ日

ファンファーレ!TOT WORKSです!
旅する空席ツアー再開しました!
それまでの日々をまとめた記事は作成中なので、前後しちゃいますけど明日あたり更新しますね♪
タイトルの日数カウントもそのときに!
再開初のライブは初関西の初大阪となりまして、今回は1/10の記事です!
大阪の心斎橋VARONさんにてライブさせてもらったんですけど、、、駐車料金が鬼高いぞ!心斎橋!笑
『3時間 1,500円!』って赤文字看板でてるけど、大阪にはお金持ちしかいないのかー!?笑
困窮するよ!速攻で困窮するよ!
ちょっとこれから都会は駐車場所考えます、、、
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ワーワー言ってるうちに到着したVARONさん!
相変わらずここから先の室内撮影忘れたけど、めっちゃ綺麗な中規模ライブハウスで、色んな演者さんが映えそうな空間が素敵でした◎
楽屋にはすでに出演者さんたちが、、、ゴクリ。
僕は緊張していた。
なんてったってここは関西。笑いの本場。2人いれば漫才になるという伝説の地。果たしてそのノリについていけるのだろうか、すべり倒して村八分にならないだろうか。
僕は緊張していた。
楽屋入りしてごあいさつ、いざトーク開始!
南無三!
、、、全然大丈夫だったーー笑
ただただあったかかったーー!
すべらせない支え合いが作る楽しい時間!
ここで思い出したんですけど、僕の知る関西方面の方(ほぼ大阪)にも通ずるのは、自分なりに会話に参加すれば、それをちゃんと拾ってくれたり、笑いに変えてくれたりする、会話の上手なあたたかさがあるんです。
もちろん人それぞれだし、関西でくくるのが乱暴なのはわかっていますが、やっぱりお話上手な方は多いです。
わざわざ書く必要ないかもしれないけれど、『会話が苦手だけど関西入っていけるかな?』っていう方の背中を少しでも押せたらと思いまして。
人間だから偏見もあるでしょうが、踏み出した一歩そのままに、あなたの人柄と思いやりそのままに、トークにも混ざっていけばOKだと思いますよ◎
そんなこんなで共演者さん、スタッフさんのおかげであったまったスタートのまんま、ライブのはじまり!
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一番手 大島直人
いきなりごめんなさい。
金髪、短髪、ピアス、僕はゴリゴリの音楽を歌う人かと思ってました。
始まって聞こえたのは、どれも身近な人に寄り添おうとするあたたかい歌ばかり。素朴で一生懸命な演奏。
ごめんなさい、ザ・偏見でした。笑
個人的には『涙の歌』が一番好きでした。
内容もそうだけど、彼の表現が活かされているライブで、聴きながら彼のバックにあるストーリーを想像させられました。
直人くん、タイトルの漢字間違えてたらごめんね!
直人くんは歌の人柄そのままな感じだったし、楽屋で話しているときもストイックな質問してくれたり、一生懸命なひとです。
歌もギターもこれからもっともっと良くなって、もっともっと伝えられるシンガーになるでしょうね。
Twitter @ssw_naoto
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二番手 MAX
ロック!弾き語りだけどしっかりロック!
元々はバンドを組んでいたそうで、先月のレコ発ワンマンライブもバックバンドをつけてハンドマイクでピンボーカルやったそう。
それも納得のボーカル圧力でした。
僕はロックのシンガーなら圧力、言わば扇動力のある人が好きなんですが、彼のボーカルにはそういうものがありました。
歌の内容もとてもヒロイックで一貫していて、聞き手に対してブレないソングライティングが素敵です。
お互いバンド編成でもぜひ共演してみたいな。
バンドのときの華やかなステージも見てみたい♪
Twitter @MAXX0black
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三番手 毛呂祐一郎
自己紹介で『VARONから刺客です!』と言っていたけど、VARONのスタッフさんでもあったのかな?まだ気になってるから、聞けばよかったー笑
次が僕の出番で、かなり準備不足だったため楽屋入りしてしまいました。しっかり聞けなかったのが本当に悔やまれます。ごめんなさい。
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四番手 TOT WORKS
僕です!
おかげさまで緊張はほぐれ、自分らしいライブを残せました!
皆さんありがとうございます!
ーーー
演奏曲目
1.空席のあるじへ
2.五分後のあなたに
3.レクイエム
4.続きを編むひとたち
5.ここに訪れた日
6.あるじを空席へ
ーーー
ワンマンライブで久しぶりに『ここに訪れた日』をやってから、改めて好きになりました。
演奏の表現に幅を持たせやすい内容、楽曲なので、気持ちたっぷりでできる◎
聞いてくれていた人たちの心に、お土産が渡せていたらいいな。
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五番手 川内康寛(Little Yard City)
いきなりごめんなさい2
全身黒一色、ちょっとコワモテ
ハードコアかパンクな弾き語りをする方かと思ってました。
とても美しいメロディーラインに聴き心地の良い声、完全に良い歌モノシンガー。
ごめんなさい2、ザ・偏見でした。笑
ギャップがあるって良いです。
しかも怖そうな人がそうじゃないってなるのは定番ですけど、やっぱり、ね。笑
普段やられているバンドも歌モノで、一番好きなのはミスチルだそうです。
声そのものに魅力のある方で、特徴的とは違う普遍的な魅力。
楽屋で他の演者さんたちと盛り上がってしまい、最後の曲しか聞けなかったのが申し訳ないです。
神戸のライブハウスBLUEPORTのオーナーさんでもあるみたいです!
気さくであったかくておもしろい人柄の方なので、出演してみたい方はぜひご連絡してみましょう!コワモテだけどね!笑
Twitter @LittleYardCity
YouTube https://youtu.be/1WEpvMLXN9U
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六番手 しみけん(The Tools)
この日は風邪をひいていたそうで、楽屋でも辛そうでした。
ずっと声の心配をされていたのですが、たしかにハイトーンのところはキツそうで、、、
そういうとき一番キツイのは本人です。
だからこそすごいと思いました。
笑ってごまかしちゃうようなシーンもヘラヘラせずにスタンスを貫くライブは、僕も見習わないといけないところです。
じゃあライブがダメだったのかと言うと全くそんなことはなくて、しみけんさんの根本的な声の艶やかな魅力と、ギターコードで作られる空間のカラーを変える楽曲がとても素敵でした!
歌モノギターロック、インディーロック、北欧の空気が好きな方はぜひ一聴を♪
またフルパワーのしみけんさんともご一緒したいな。
Twitter @ken69wtf
バンドTwitter @The_Tools_Japan
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七番手 MANA(ABSTRACTION)
一声目からやられました。
なんて魅力的な声なんだろう。
もはや内容とかどうでもいいくらい素晴らしい声と歌。
霧がかかっているのに、そこにある美しい景色がしっかり見えているような、不思議な声。
さらに歌がパワフルだから説得力がある。
R&Bや宇多田ヒカルがバックボーンにあるそうで、たしかにその匂いがする。
でもだからといって本人が魅力的になるかは別です。素晴らしい。
MCで女性だから歌えることがあると言っていて、僕もよく性別の違いが生む表現について考えていたからとても共感したんですけど、彼女はそれを自覚して体現していました。
上に書いた素晴らしい歌と声、そしてそれに寄り添った繊細でダイナミックなギターを用いて、女性から見た景色を見せてくれました。
今年は弾き語りをがんばりたいそうで、ぜひまた同じ日にステージに立ちたいです。
Twitter @MANA_0127_
バンドTwitter @ABSTRACTION_JPN
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八番手 もっちゃん(フラレトル)
全体の一体感が素晴らしいです。
内容、歌、声、ギター、立ち振る舞い、MCでつける緊張と緩和の緩急、すべてに一貫した表現の心配りを感じました。
たぶんとても繊細なひとなんだろうな。
例えばイントロのギター。
入りの緩急で惹きつけて、歌に入る前には自然と歌の邪魔にならないよう、アクセントを残したまま下がる。
例えばファルセット。
裏声はどうしても音量が下がりがちです。
それを綺麗に出しながらマイクと口の位置で調整して、声量の差をなくしている。
例えば感情表現。
メロディーの流れに合わせて高ぶり、音量があがるところを、マイクから一瞬離れて、聴き心地は残したまま感情をのせる。
こういった細かい部分が自然にか故意的にか徹底されていて、見応えが素晴らしかったです。
MCでバッチリ笑わせて、上に書いたような演奏をしてくれるから、こちらも自然に楽しめるんですよね。勉強させてもらいました!
楽曲の良さは大前提なので、心のゆらぎを表現した音楽が好きな方はぜひ聞いてみてください♪
Twitter @shima8997
バンドTwitter @full_a_re_toll_
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九番手 バカ力
幕開きからリュック背負って登場。
なんだなんだ、なにが始まるんだと思っていたら、なんとお客さんと同じリュックだったから背負ってきたとのこと!爆笑!
文に起こすと分かりづらいけど、大きな体と大きな声を使ってこれを入りでやられたら、もう会場は笑いの嵐でした!ずるい!笑
そこからのライブも会場を巻き込みまくって、笑わせまくり!
演奏中にもフリオチがあって、漫画ならずっこけるような笑いをたくさん入れながら、それでも歌う内容は、バカ力さんのまっすぐな人間的な魅力で出来上がっているものでした。
だから良いんですよね。
両方あるから素晴らしい。
一日を通して、人一倍他の演者さんのライブをまっすぐ受け止めていた姿を僕は見ていて、その姿勢が本当に美しかった。
たくさん人を笑わせてくれるライブ、音楽の奥にあるバカ力さんの心根。
そこから鳴らされる音楽だから、みんな気持ちよく笑って楽しい思い出をつくれるんだと思う。
音楽も人柄も素敵な方でした。
Twitter @bakadikaraMUSIC
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さてさて、初関西、初大阪もこうして素敵な夜になりました◎
お客さんも、演者さんも、スタッフさんも、みんなでつくる一日だから、みんなの大切な思い出になる。
こんな日を繋いでいくことが、そこに音楽があってもなくても、大切なんだと思う。
素晴らしいスタートをありがとうございます!
うん、来させてもらえてよかった。
出会えて本当によかった。
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あなたにここにいてほしいひと
TOT WORKS