39日目 冬は寒くてもここは温かい

こんばんは!TOT WORKSです!

10/28の記事です!

この日は北海道最終日。

昼間は老人ホーム『パートナーハウス2号館』さんでライブ&コーヒー

夕方から『カフェ ジミーブラウン』にて、ハロウィンパーティーに参加させて頂きました♪

ハイパー楽しかったー🎃

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さて、まずはパートナーハウス2号館さんへ!

こちらは2回目の訪問なんです。

一回目は打ち合わせに行ったその場で急遽ライブでしたので、どうだったのか心配だったのですが、僕が帰ったあと『私たちの世代じゃない最近の歌だけど、歌声に感動した』って言われていたと聞きまして、、、とりあえずライブは大丈夫だろうと安心しました!

褒められちゃったぜ!笑

その安心からか、利用者さんたち(30人くらいいて下さった)と楽しいトークを交えたライブができましたー♪

笑ってくれて嬉しかったなぁ。

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○演奏曲目

1.空席のあるじへ

2.凪の庭にて

3.アンサンブルに聞こえたら

4.ソレナラ・ドーセナラの大冒険

5.子守唄

6.靴音の響く街角で

7.黄昏からの手紙

8.泣きっつらに冠を

9.あるじを空席へ

10.少年時代(井上陽水カバーをみんなで)

11.ふるさと(童謡をみんなで歌った♪)

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そう!またカバー増えたんです!笑

1度目の訪問時にリクエストされまして、普段カバーやらないもんだから、必死に練習しましたよー!

でもそれもみんなで歌えたし、ふるさとは相変わらずだし、すっごい楽しかったです♪

ふるさとのときは、一番だけのつもりだったけど利用者さんたちが2番以降も歌い続けて、慌てて目の前にいたおばあさんに歌詞カード見せてもらったときは、おばあさんに笑われちゃいました。笑

また来年も来てねって言われたから、それまでお互い元気でいたいですねって話した。

本当に、一日でも多く楽しい日をすごして頂きたいです。

したっけね。

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夕方はジミーブラウン!

10/25のコラボセッションに向けて、24日の夜から明け方までお世話になって以来ですね!

この日はハロウィンパーティーということで、仮装しているひとたちも♪

関東にいるときはニュースで楽しくない話を見ることが多かったけど、平和に楽しむならいい理由になるし、ハロウィンもいいですね🎃

高橋店長もこの通り、圧倒的コスプレ!

いやこの構えとタレ耳!笑

そしてスタッフのオオシマさんもサイコなピエロに!笑

さらにこの日飾り付けをしていた、普段は常連さんのすみれちゃんもバニーガール?に!

横のおじさんをご覧ください。可愛い女の子にデレデレです。

しかも帽子の上をご覧ください。

すみれちゃんに借りたネコミミをつけています。

はしゃぎようが伝わるとなによりです。

そしてみんなで飾り付けしたという店内!

きらきらだったなぁ。

そんでライブのセッティング!

ステージはこんな感じ!

コラボしてくれた久保さんが手伝いに来てくださって、一生懸命つくってくれました◎

久保さんありがとうございます!

リハーサルでコーヒー。優雅すぎる。

リハも終えて、みんなでハロウィンパーティー楽しみました!

何をすればハロウィンなのか考えてたけど、そんな必要ないくらい、なんでも楽しかったー♪

駐車場で久保さんがでっかいシャボン玉作ってたり

北海道2度目のさんまバイキング楽しんだり

もちろん!ライブもさせて頂きました!

ハロウィンぽい曲、今度は準備して来ます!笑

ライブも楽しかったなぁ。

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○演奏曲目

1.空席のあるじへ

2.アンサンブルに聞こえたら

3.オーケストラの片隅で

4.子守唄

5.レクイエム

6.靴音の響く街角で

7.黄昏からの手紙

8.泣きっつらに冠を

9.あるじを空席へ

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終わったらこんなプレゼントが!

高橋店長お手製のラテアートTOT!

すごい丸い!痩せたい!

あとは秋ならではのこんなお食事も♪

絶品きのこ汁!

とろみが出ていて最高に美味しかったー♪

お土産にこんなんももらった!

栄養士特性ローカーボンスイーツ!

おデブにぴったり!もはやダイエット成功だぜ!

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楽しいときはすぎるのも早いと言いますが、最後に駐車場からみんなで星を眺めました。

また来年の夏に来るねって話をしたら、そんときジミーブラウンでキャンプしようって言ってもらった。

みんなでゲラゲラ笑ったけど、

ほんとは嬉しくてちょっと泣きそうだった。

僕は良い旅をさせてもらってる。

それは間違いなく、関わってくださるすべての人たちのおかげだ。

みんなが楽しい日を一日でも多くすごせるように、できることがあるならなんでもしたいな。

だからまずは音楽がんばります!

またひとつ、素晴らしい思い出をありがとう。

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あなたにここにいてほしいひと

TOT WORKS

38日目 不思議な角度から積み上がるカバー曲のレパートリー

こんばんは!TOT WORKSです!

この日はお昼に老人ホームでライブさせてもらいました!

アンデルセン福祉村という、大型の複合福祉施設の中にある、『デイサービスふるさと』さんです。

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ライブ明け、相変わらずの寝坊気味でスタート。

目覚めてから色々やりたいので、起きたい設定時間が予定よりだいぶ早いのですが、その時間には毎回寝坊してしまいます、、、くーっ!

午前中、雨による水害や土砂崩れのアラームが、すごく怖い音で何度も鳴りました。

ふるさとさんの地域は無事だったのですが、先日の胆振地震による被害で、早期避難の呼びかけが強まっているんでしょうね。

岩手の陸前高田でも学びましたが、本当に大切なことです。

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ふるさとさん到着!

ライブセットとコーヒーセットをもって、いざ!

迎えに出てきてくださった職員さんとご挨拶を済ませると一言。

『むちゃぶりしてもいいですか?』

おーーっと、このタイミングは本当にむちゃぶりだぞーー!笑

聞くと、コブクロの蕾をデュエットしたいとのこと。

なぜ、、、なぜ早めに言ってくれないんだ、、、笑

とか思いつつ満面の笑みで

『おもしろいですね!全然できないけどやります!』

って言っちゃうとこが、きっと、旅を面白くしてるって、あたし信じてるんだからね!笑

それから15分で演奏と歌を仕上げまして、なんとか本番へ!

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○演奏曲目

1.空席のあるじへ

2.凪の庭にて

3.アンサンブルに聞こえたら

4.ソレナラ・ドーセナラの大冒険

5.黄昏からの手紙

6.子守唄

7.泣きっつらに冠を

8.蕾(コブクロのカバーを職員さんとデュエット)

9.ふるさと(童謡をみんなで歌った♪)

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『なんと!今日はスペシャルゲストが来てくれてるんです!それはー、、、(ドラムロールを口でやるやつ)、、○○さんでーす!』

職員さんを呼ぶときのコレ、笑ってもらえて嬉しかったなぁ。笑

そんで突貫工事のデュエットやってみましたが、意外といい感じにできて、少なくとも僕と職員さんの2人は大満足でしたー笑

最後にふるさと歌ったけど、これはどの世代もみんな歌えるからいいね。

ギター弾いてみたけど、もはやいらないかもな〜

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それからコーヒー淹れさせて頂きまして、皆さんに楽しんでもらいました♪

濃さには注意してるんだけどやっぱり好みもあるから、僕に聞こえないようにおばあさんが『濃いからちょっとお砂糖入れて』って職員さんに言ってて、、、ごめんおばあちゃんて思ったり。笑

そんで職員さんたちから、次回は福祉村の人みんな集めて大きなコンサートやろうって言ってもらえて、嬉しかったなぁ。

コーヒーはそんなにたくさん淹れられないとは思うけど。笑

どうなるかは別として、『ららら〜』で感動して楽しんでもらえるくらい、がんばって成長しておきます!

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色んな場所で、色んな人と出会う。

当たり前のことだけど、その当たり前を大切にできたら、当たり前の毎日が宝物になる。

線と線を結んだ点を生きる。

デュエット、やってよかった。

たのしかったなぁ。

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あなたにここにいてほしいひと

TOT WORKS

37日目 音の船に乗るひとたち

こんばんは!TOT WORKSです!

この日は北海道のライブハウス最終日でした!

出演2回目のサウンドクルーさん。

入り口には雪国な風景が。

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楽屋には先客が。

旭川から来たスリーピースバンド 「ヒグラシ」さん。

18〜22歳という若さ。

自分がバンドを始めた頃を思い出しました。

北海道外の人には意外かもしれませんが、札幌でライブをするとすれば、札幌の外から来たアーティストは、他県から出演のアーティストのような扱いになるのです!

例えば看板の表記、僕はTOT WORKS(神奈川)となりますが、ヒグラシさんも(旭川)となるのです!

これは北海道が巨大で、移動時間が長いため、市ごとが県に近い感覚なのだと思います。

以上、北海道の豆知識でしたー笑

それではライブレポートいってみましょう!

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一番手 ヒグラシさん

楽屋では気さくに話してくれて、明るく気持ちいい若者でしたが、ライブは打って変わってあっついあっつい!

特にボーカルのりょーくんの熱量がすごい。

それを支えるように2人のメンバーが時に熱く、時に冷静にアンサンブルをつくる姿が、スリピースバンドという編成の美しさを再確認させてくれました。

僕も初めはスリーピースだったんだよなぁ。

ヒグラシさんが熱くて良いのは前提ですが、スリーピースの良さって熱量とアンサンブルの明確さだと思うんです。

良くも悪くも余計なものがないので、軸がしっかりするんです。

だから軸となるものが歌なら、もちろんその芯が抜けてくる。同時にそれがしっかりしていないと、それもすぐにわかってしまう。だからヒグラシの良さもすぐに伝わってくるんです。

ライブ冒頭のりょーくん弾き語りスタート。超ワクワクドキドキしたし、そこからの固いアンサンブルだからたまんないですね。

彼らはこれから、さらにグングン伸びていくんでしょうね。

次が僕の出番で、準備がしきれてなかったので3曲聴いて楽屋へ撤収。

最後までバッチリライブ見たかった、、、

次回は旭川で共演しようって約束したので、僕も負けないようにがんばりまっす!

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ネットではまだ聞けないようなので、Twitterをご覧ください。

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二番手 TOT WORKS

今回ライブハウス最後ということで、北海道集大成が見せられたらと思ったのです。

だから普段やらない曲を、、、と考えていたのですが、日和ました。

色々と葛藤して、固いセットリストを選んでしまった。

後悔してるわけじゃないけど、練習時間の確保とかも含めて、もっと毎日にやりようはあったなと、反省しています。

あとはコンセプト、軸との付き合い方って部分です。

これはこれからもっともっとどうにでも成長できるとこだから、がんばります!

もっともっと良くなっちゃうんだからな!笑

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三番手 石月あすみさん

キーボードの弾き語りからスタートしまして、そのままいくのかと思ったら、なんと後半はカラオケスタイル!(本人談)

ご自分で作ってきた音源に合わせてハンドマイクで歌ってるんですけど、これがすごくよかった!

歌のない部分で宣伝したり、ここから私のキーボードソロですって言ったり、楽しくて飽きない!ハンドマイクのライブで、今まで見た中で一番よかったんですよ。

でも何がすごいって、作ってきた音源の、音楽としてのクオリティが高いってとこなんです。弾き語りのときから音楽力の高さを感じていたのですが、よりわかりました。

ちょっと嫌な話なんですが、ソロシンガーの場合、自分で演奏をしてない人を見ると『あ、演奏しないんだ』的な気持ちが芽生えるんです。

僕だけじゃないんですけど(逃げんな)、正直僕も思ってしまいます。

なぜなら、作曲してるならある程度楽器が弾けるだろうと思うし、ハンドマイクの場合はパフォーマンス(楽しませるという意味)の余裕が生まれるので、そこも求められる。それでいて音楽としての質は、事前に作ったものを流すわけだから、より高いものを求められる。

簡単に言うと、色眼鏡がかかってしまう難しさがあるんです。

だから石月さんのライブ力、音楽力はすごいと思います。

ご自分のキャラクター性、音楽性、ダウナーな雰囲気、全部わかっていてやっているんでしょうね。中々できないと思います。

僕はスタイルが全然違うけど、本当に勉強になりました。ありがとうございます。

ちなみに解散してしまいましたが、『ネコライダー』というバンドでベースを弾かれていたようです。

気になる方はそちらもチェック!

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石月あすみ / グラナダの夕べ(live)

https://m.soundcloud.com/user-654148785/live-1

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四番手 THE林’sさん

ご覧ください。彼がTHE林’sの加藤さんです。

え?グループじゃないのかって?

え?林さんじゃないのかって?

そんなことにこだわってるから、日本は目玉焼きに何をかけるのか論争に終わりが来ないんですよ!、、、意味不明ですみません。

これくらい困惑した上で笑っちゃったんです。笑

THE林’sさん、活動はじめたときからこの名前だそうで、訳わかんないです。笑

そう言えば理由聞き忘れた!気になって夜も眠れる!

ふざけるのはここまでとして。

ソロシンガーの宿命、それはひとりということ。

当たり前ですが、幅や豊かさを持たせるのは簡単ではありません。僕も痛感しています。

加藤さんも弾き語りスタイルが長かったそうですが、今回はドラムのリズムを流して演奏したり、ギターにしっかりとしたエフェクトをかけて演奏したり、音源に合わせて弾き語りしたり、かなり豊かに技術を取り入れて表現されていました。

これまたソロシンガーの宿命ですが、そういう幅を持たせるのも勇気がいるんです。挑戦するのも自分、返ってくるのも自分ですから。

だからまずその姿勢、とても勉強させて頂きました。僕に合う合わないではなく取り入れて調整するという意味では、恥ずかしい話、僕はまだまだヘタレなのです。笑

僕は特に最後の曲が好きでした。

冒頭の歌詞に衝撃を受けたんです。

『刺激が欲しくて自転車に鍵はかけなかった』(正確ではありません。あしからず)

この内容、僕には思いつきませんでした。

日常の退屈さ、人生の期待値との葛藤、それを変えたい危うさ、そういうものをとても適切に表現できている一節だと思ったんです。

いつの時代にもある感覚だと思いますが、登場させるものが現代的な生活にあふれるものですよね。

この表現の仕方が自分にはなさすぎて、かつ適切で伝わりやすくて衝撃を受けたんです。

素晴らしい日本語だと思いました。

これが歌にのっているのですから、あとはもうわかりますね?

この方の隅々まで歌詞を読みたい。

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THE林’s / LIVE IN MY ROOM(ライブ一本丸々)

https://youtu.be/oIAdxNpmgKE

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五番手 まいご’

『まいご』ではありません。

『まいご’』です。

ちなみに読みは『まいごダッシュ』です。

これは元々スリーピースでまいごをやっていて、ベースさんが活動休止中ということで、ダッシュ記号をつけて活動されているからだそうです。

ちなみに僕は読めませんでした!ごめんなさい!笑

僕のPOOL-0も最後はツーピースバンドになりましで、僕のアコギ弾き語りに、相方のイシコが色んな楽器を演奏して添えてくれるスタイルでした。イシコありがとう。

しかしまいご’さんは違います。

エレキギターボーカルとドラム。なんて漢らしい。

ベース不在だと、その分物足りなく感じるかもって思いがちですが、そこがすごいところ。

ギターをベースアンプからも出力し、そこにエフェクトをかけることで、音の帯域を広くカバー。この機材設定でアルペジオ演奏を基本にすることで、奥域も出て、ザクザクストロークする部分との差も際立つ。

さらにドラムが非常にメロディアスで、歌とギターに寄り添っており、リズムだけでなく、太鼓部分の叩き分けで彩りを豊かにしている。これは当たり前にリズムの軸がきっちりされているから出来ることです。

素晴らしい構築の仕方だと思いました。

お二人の音楽力の、人としての絆、どちらもなければできません。

漢、と書きましたがツーピースだからこそ、追求できる豊かな可能性を見させて頂きました。

ご本人たちは『暗い曲ばっかりで』なんて言ってましたけど、落ち着いたのも、激しいのも、美しい曲ばかりでした。

心地いいアンサンブルの上に美しい音の流れを持つメロディがあり、ボーカル涼美さんの女性的で幅広い歌声の表現力あってのことだと思います。

打ち上げでお二人とも曲を書くと聞き、すごく納得しました。

まだ見たことのない『まいご』の復活はとても楽しみですが、これから更なる追求により進化していく『まいご’』を見続けたい気持ちも隠せません。

素晴らしいステージでした。

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まいご / 走馬燈(まいご時代のMV)

https://youtu.be/yHJbMylLmpI

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打ち上げで知ったのは、石月あすみさんのDEMO音源はすべてiPhoneで、自宅で作ったということ。

つまり流していた音源も。

めんどくさがりだからとか言ってましたけど、すごい行動力!思わず笑っちゃいましたよ!笑

そういうとこの行動力はないから、ちゃんと見習わないとなぁ。

あとヒグラシさんたちと話してると、ほんと、バンド始めたときを思い出す。笑

僕ももっとがんばって、旭川で共演するときには、バキバキにビビらせてやるからな!

あー、この日もおもしろい日だった。

課題もたくさん見つかったし、いい夜だったなあ。

うし、がんばりまくろう!

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あなたにここにいてほしいひと

TOT WORKS

36日目 歌ったり重なったり食べたりした夜

こんばんは!TOT WORKSです!

この日はSound lab moleさんでのライブでした!

コラボ予定の久保さんと店頭で待ち合わせ。

なんか久保さん硬い。

話を聞くと、昨日は疲れか緊張か、あまり眠れなかったようで、あんなに落ち着いてた久保さんのガチガチ具合に、ちょっと笑ってしまいました◎

いきなり和む。

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狸小路商店街の中にあるライブハウスなんですが、有名なアーティストも出演しているということで、大きいとこなんだろうなーと思ってたんですが、入ってびっくり!

とにかくデカイ!

いやこの写真一枚じゃ伝わらないほどデカイんですよ!

関係者2階席もあるし、楽屋が4個くらいあるし、客席もこの写真の後ろまでまだ空間がありますからね!

こりゃ有名なアーティストも出演しやすいわ!

と、いうわけでリハも済ませ、ガチガチな久保さんを何回も笑いつつ(失礼すぎる)最後の打ち合わせをし、ライブスタート!

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一番手 くどうよしか さん

ダウナーな空気に体温がまとわりつくような歌詞は伏し目がちなメロディに乗り、可憐な声と丁寧なギターで鳴らされる。

話したときの、のんびりとしたかんじ(本人には否定されました笑)や、見た目の可愛さに騙されてはいけません。

繊細かつ硬い軸があり、それを綿が包むようにコーティングしていて、その澄んだ声はギターのアルペジオと絶妙にバラけた音域で鳴ります。

ギターのローポジョンコードを多用している印象だったけど、音の帯域を意識してなのかな?

自然な楽曲づくりだったのでわかりませんでしたが、歌とギターのアンサンブルがとにかく絶妙でした。

ハイテンションな曲はなかったと思うんだけど、無理するくらいなら、そういうのは必要のない人だと思いました。

暮らしの琴線の振れ幅の分だけ音楽にして鳴らしているような、そういう自然さがとても魅力的です。

彼女は用事があってすぐに帰らなければならなかったのですが、楽屋で話していたからか、僕の席にメッセージを書いた付箋が貼ってありました。

そういう何気ない心遣いも彼女が紡ぐ音楽の立ち位置そのものな気がする、不思議な、でも強い魅力のあるアーティストでした。

ーー

くどうよしか/嫌い

https://youtu.be/Mjy97NZM96w

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二番手 塩入若葉 さん

宿命。

リハで聞いたときからこの言葉が頭にありました。彼女の楽曲は猛る強さがあふれんばかりなのです。

それは宿命に立ち向かう人を鼓舞しているようでもあり、争う姿そのもののように聞こえます。

僕はまずメロディラインの美しさに聴き惚れました。言葉の流れが旋律に沿っていて、音の上下の仕方がとても日本的なのです。

これは大切なことで、言葉のイントネーションが自然だと、歌詞を読まなくてもちゃんと歌として言葉の意味がわかる。

それでいて歌謡曲のもつマイナーコードの暗さをあまり感じず、それ以上に爽やかな香りがしました。

彼女のルーツを聞くと、歌謡曲と民族音楽が中心とのこと。やはり歌謡曲と思いつつ、爽やかさは民族音楽由来なのかもしれませんね。

そういったルーツを融合させて自分の音楽にする彼女のバランス感覚は素晴らしいです。

だから宿命と思ったのかな。

日本語的な旋律の美しさと落ちずに跳躍するテンション感。だいぶ違うんだけど、ドラクロワの絵画、民衆を導く自由の女神が浮かびます。

ざっくばらんなMCも魅力の彼女。

音楽と音楽以外から現れる人間性はどちらも柑橘系のようでした。

だからこそ、底にある毒が美しく輝くのだと思います。

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塩入若葉/ジラフ

https://youtu.be/05VZI6YhDm0

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三番手 describe sentiment

ひとりでグループ名みたいの名前。どこか近くにいたような、、、会う前から謎の親近感でした。笑

大介さんなので、大介さんと呼びます!笑

まず、突き抜ける歌声が素晴らしいです。ストリート出身なのが納得の抜けの良さ。おそらくマイクなしで生音ライブでも良かったのではないでしょうか。

それくらい、声量、帯域、声色、すべてが気持ちよかったです。

張るところの素晴らしさが引き立つのは、それ以外の部分のぶっきらぼうさも手伝っていると思います。

いい意味なのですが、不器用な人間性がまるごと出ているような、例えばAメロやBメロ、それは歌唱にも歌詞にも言えます。

そういう部分からの声が突き抜けるパート。

曇天の空が割れるような空気振動。

そこばかり書いてますが、それくらい素晴らしかったです。僕もまだまだ勉強不足なのを痛感しました。

打ち上げで色々なお話聞きましたけど、ほんと嘘がない人ですね。音楽も人も、そのまんま。とても不器用な人です。笑

『東京から来てくれたから食べて!』とわざわざ買ってきてくれた『串鳥』の焼き鳥。

そのおいしさと満面の笑みは、やはりあの素晴らしい声と同じでした。

そのまんまの人なんです。

うつくしい。

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四番手 TOT WORKS

やりましたよー!ワンシーンコラボ!今回はなにをしたかと言うと、、、まだ書きませーん!笑

isomekiさんのときは僕お得意の即興ポエトリーリーディングでしたが、今回はまた違います。あのときはisomekiさんのノイズに引き出された、僕の悲しい部分を。

今回は久保さんの既存の楽曲と人柄 × TOT WORKSだったから出てきたものですね。

それはまたお楽しみに。

今回の課題はこのコラボにまつわるものでしたので、アップしたときに色々と書きますね。

演奏曲目

1.空席のあるじへ

2.楽園

3.凪の庭にて

4.泣きっつらに冠を

5.還り道

6.星降る夜に 作曲:久保宣仁(Tempo)

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五番手 佐藤史帆 さん

いま札幌でも勢いのある女性シンガーなのだそうで、今回はサポートピアノの田中K助さんと。

こりゃ話題になるわ!

歌、演奏、楽曲、満天の笑顔、人柄、全部素晴らしいかったです。レベルが高いという話だけじゃなくて、本人が堂々としているんです。だからすべてに説得力がある。いい意味で自信の表れだと思いました。

それは才能だけじゃなく、努力、積み重ねに裏打ちされているものなのでしょう。隅々まで気持ちのいいステージでした。

サポートピアノのK助さんの演奏がまた素晴らしい。

ピアノを弾くのが楽しくて仕方ないって言うのが全身から溢れていて、それなのにシンガーを邪魔するどころか、音楽の良さを引き立たせています。

この方のピアノあっての今回の素晴らしさだったのは言うまでもありません。

そしてもちろん、それを引き出す佐藤史帆さんの力あっての出来事です◎

アンコールも起きていて、もう一曲聴けたのは贅沢な夜でしたね。

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佐藤史帆/MARBLE リリース用トレイラー

https://youtu.be/XGoPOWw2o4s

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今回も長くなったな〜

みんないいとこいっぱいだからね。

もう、書ききれません!笑

最後に打ち上げ!

なんと、若葉ちゃんの『さんま食べたい』の一言でさんまパーティに!

応えてくれるmoleの大嶋さんの素敵さ!

一尾73円だったそうで、全部で13尾も!

さんまでお腹いっぱいになったのは初めてです。笑

めちゃうまでした!

さらにライブレポートにも書いた大介さんイチオシの焼き鳥屋、串鳥の焼き鳥!

僕が来たから買ってきてくれるなんて、愛情深い方ですよね。

こちらももちろんめちゃうまでした!

たまごやきとか珍しくないですか?

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そんなこんなで楽しい夜になりました◎

皆さん、本当にありがとうございました!

これからもよろしくお願いします!

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あなたにここにいてほしいひと

TOT WORKS

35日目 開拓精神の樹の下で

こんばんは!TOT WORKSです!

この日は札幌市西区山の手にあるジミーブラウンというカフェにお邪魔しましたー

ジミーブラウンという名前は、アメリカの開拓精神のことを指す、実在したか架空なのかわからない人物だそうです。

10/25にセッションする予定のTempoの久保さんが行きつけのお店ということで、前日に打ち合わせすることに♪

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まず外観が素敵すぎる。

札幌の住みたい物件堂々のナンバーワンです。

取り忘れちゃったけど、写真の右側にガレージがありまして、その2階のテラス席でもお食事ができるのです。

テレビの収録もあるという人気店だそう。

納得の素敵さ。

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早速久保さんと中に入ると、店長の高橋さんが。

そしてハロウィンパーティの飾り付けを担当する方々が打ち合わせされてました。

高橋店長、イケメンすぎる。

あとで写真を貼りますが、高身長でスマート、体の半分が足、超絶丁寧な落ち着き払った対応、生まれたときからそのままなくらい丸メガネと七三分けが似合いすぎ。

反則級の執事男子完成系でした。

もはやうつくしい。

お店の内装も外観から納得の素敵さ。

通いたい。

自己紹介を終えて席につくと、お腹が鳴るくらい減っていたので、早速夕飯を。

僕は鉄板焼きカツカレー!

ハロウィン特性おばけパプリカつき!

このカツが

サッ、、、、、、ックサッ、、、、、、ック

でして、クツクツのカレーと相性抜群でした!

これ食べに来るだけでも来店価値ありです◎

そして久保さんはカツ丼!

一見さん大歓迎の裏メニューだそうですよー!笑

久保さん『ダシが効いてる、、、』

洋風カフェに似つかわしくなさすぎて笑っちゃいました。笑

食事を済ませて打ち合わせを。

見てください。

この文学的な風景を。

久保さんはとても落ち着いた方なので、お店の雰囲気とマッチしすぎてました。

僕の好きな曲を弾き続けてくれたので、インスピレーション降りまくり。

もはやワンマンじゃないとできないところまでアイデアが膨らんだので、あとはそれを削る作業。

泣く泣くガリガリ削りまして、コラボの内容は完成◎

時間はすでに深夜1時を回っておりました。

ジミーブラウンは23時閉店。

久保さんはここを練習場所、配信ライブ会場として使っているくらい深い仲なので、閉店後もこんな感じで高橋店長とのんびりしてるそうです。

そこからはまたセッションしたり、僕が歌ったり、それを高橋店長がライブ配信したり、みんなで熱く語り合ったり、あっという間に夜明け近くに。

なんか、みんなで新しいものを作っているような、ここが秘密基地みたいなワクワクと、時間を忘れてしまう安心がありました。

そのお話の中で、なんと28日のハロウィンパーティでライブをさせて頂くことに!

一生懸命がんばります!

よろしくお願いします!

別れ際に、なんと高橋店長のバンジョーにサインさせて頂くことになりました◎

写真の右手人差し指らへんです!笑

楽器にサインしたのは初めてで、緊張でちょっと震えましたー笑

あ、この方々高橋店長です。

ね?執事男子完成系でしょ?

こんな風になりたかったー笑

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すごくキラキラとした時間を過ごさせて頂きました。

ジミーブラウンは、建物、スタッフ、食事、すべて素晴らしいお店です。

お近くの方はぜひ行ってみてください。

ここには感動の種がありますよ。

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◎ジミーブラウン

札幌市営東西線琴似(札幌市営)駅5番口 徒歩23分
バス停 山の手1条11丁目 徒歩3分

琴似駅(札幌市営)から1,714m

月~土11:00~22:00(L.O.21:30)
日 11:00〜21:00
祝前日 11:00〜22:00

日曜営業

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あなたにここにいてほしいひと

TOT WORKS

34日目 たっぷりたのしかった日を、たっぷりたのしく書いた日

こんばんは!TOT WORKSです!

この日はスピリチュアルラウンジでライブでしたー!

スピは2回目の出演!

店長の新保さんには本当にお世話になっております!

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前日のオフ日の作業がコン詰めすぎて、連日のライブの疲れがとれず、ゆっくり起きて、お風呂に入り、ライブまでは休んでましたー

やっぱ休まないとダメだね。

朝起きたら全然体が動かなかった。

そういうとこもバッチリやってこそですから、しっかりします!ごめんなさい!

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体調もばっちり回復して、スピリチュアルラウンジ入り。

新保店長とも再会のごあいさつを済ませ、演者の方々とごあいさつ!

バンド、ギンイロギンガはメンバー全員20歳前後という話を聞いて、自分が年齢重ねてる実感がすごかった、、、笑

どうせ感想長いんで、サクサクいきましょう!笑

ライブレポートタイム!

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一番手 bombsさん

おもしろい編成だなぁ。

ドラムとボーカルがメンバーで、持ち込みの音源に合わせて2人が演奏する。

音源はシンセサイザー※が重なり合って重厚でハードな美しい曲。

※色んな音が出るキーボード

そこにタイトな生ドラムが乗るから、その時点でかっこいい。

歌詞は英語だったからわからなかったけれど、情感たっぷりに声量あるボーカルが一本の軸になり、楽曲のノリや節目がわかりやすい。

形態がおもしろいってところに意識がいきがちですが、アンサンブルの構築がしっかりしているから成立するんだと思います。

洋楽の美麗でハードな音楽が好きな人にはぴったりかも。

個人的には、曲間でボーカルさんがステージのフチに来て、肩をすくめながら目を見開いてグビグビと缶チューハイを飲んでる姿が、イっちゃってる感じがして、それが曲ごとにあって、ツボでした。笑

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二番手 ギンイロギンガさん

小樽と札幌の大学生によるポップバンド。

いや、ポップっていうけど、跳ねる意味でのポップとは違うかな。

マイナー調の和音階が作曲のメインにあって、たまに突き抜けるメジャー音階がフラストレーションのガス抜きになっているようなおもしろさ。

サカナクションやフジファブリックが好きな人にはツボかも。

ボーカルの彼が僕にはよくわからない機材を使って、間奏やイントロで色んな音を出すんです。

基本軸がありながら独自性をきちんと追求する姿勢が素晴らしい。

機材と作曲編曲の融和性をさらに高めることができれば、もっともっとおもしろい音楽になると思う。

中毒系ポップスの片鱗は歌詞にも見え隠れしていて、ライブ一曲目のサビを『どうせー』って歌う彼は、いいひねくれかたしてる。笑

また来年共演したときの成長がとても楽しみです!

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三番手 Uncle Tomさん

僕はジャンルとかよくわかってませんが、歌ものメロディックパンクというのでしょうか。

シンプルで勢いのある演奏にキャッチーで綺麗なメロディライン。

僕は歌詞の空気感が特に好きでした。

楽曲の前向き感に寄り添うように、全曲で前進を感じるような歌詞たち。

歌詞が聞こえるって僕はとても大切なことだと思っています。

内容のある歌詞の曲が良いということではないし、歌詞の内容がわからない洋楽も僕は好きです。

それでも歌詞が聞こえる演奏をしているということは、そこにある内容を伝えようとしているということ。

これは多くのバンドに言えることですが、ボーカルの歌っている内容がわからないライブは、残念ながらとても多いです。

しかも、内容がありそうな、真剣に歌っている人ほど多い気がします。

演奏に埋もれてしまうボーカルにもまだ鍛錬の幅はありますが、アンプで増幅した音に声量で勝つのは並大抵のことではありません。

つまり歌の聞こえる多くのバンドは、バンドメンバーが歌を聞かせようとしているのです。

これは一体感がないとできませんよね。

Uncle Tomさんはもう15年くらいいっしょにライブしているとのこと。

そういう互いの理解が作り出している何気ないことに美しさを感じました。

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四番手 TOT WORKS

僕です。

この日の課題は『音圧と音量のある人たちの中で活きるには』でした。

バンドの中にいる弾き語りは目立ちます。

良い目立ちかたも、悪目立ちもします。

だからおもしろいことしてやろうって思いました。

そう、ノイズミュージシャンのisomekiさんとのコラボです!

isomekiさんとは10/3の北海道初日にスピリチュアルラウンジで出会いました!

ノイズミュージックとはエフェクター(音を変える機械)とあらゆる道具を使い、即興演奏する音楽です。

そこに僕は即興の朗読と歌唱を乗せました。

非常に独特な空気が漂いまして、けれども会場の反応としては成功だったと思います!

このコラボがあったことにより、僕の弾き語りの裏側を表せていたら幸いですね。

あとはなにより楽しかった!笑

動画はまたアップしますのでお楽しみに!

isomekiさん、本当にありがとうございました!

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○演奏曲目

1.空席のあるじへ

2.五分後のあなたに

3.レクイエム

4.isomekiとのセッション

5.還り道

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五番手 Sugar Box Crazyさん

美人ボーカルと美人キーボード、、、

ギターベースドラムの渋い系イケメン男性陣、、、

もう単純に見栄えがすごくいい!

どこみたらいいかわからない!笑

本メンバーはボーカルギターベースとのことですが、キーボードとドラムのサポートメンバーも、本メンバーとの一体感があって、見てるだけでホッコリと幸せになったんですよねー。

音楽もメロウな曲とロックでノリノリな曲とで、お客さんへの聞かせ方、楽しませ方がわかっている人たちだと思いました。

それくらい自然な流れで楽曲が楽しめるんです。

それは演者がそのスタンスをやりきっていることが大前提ですし、メンバー間でズレが生じていても違和感が生まれまし、演奏力があってこそです。

だから先に書いた幸せな気持ちで楽しめたんだと思うんです。

あとはメンバーの互いの出す音楽への理解度も高いのではないかと思ったんです。

それは楽曲ごとに色んな音楽の要素が丁寧に盛り込まれていて、それを自然にまとめている気がしたからです。

僕もバンドをやってましたから、こういう何気ない部分の大切さ、大変さを想像すると、音楽を通して人への向き合う姿勢が真摯な人たちなんだなーなんてあったかくなりました。

個人的にはメロウなおばあちゃんの曲『S』と、ラスト前にやったノリノリな曲が好きでした。

お客さんが一体になって楽しめる30分。

僕ももっと勉強しないといけませんね!

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六番手 KAGE稲荷さん

もうおもしろいもんなー!笑

この右手、偽装骨折だそうです!笑

思い出すだけでニヤニヤしちゃう。

カゲさんは音源を自分のiPadで流して歌うスタイルですが、パフォーマンスが最高なんですよ!

うまく言い表せないけど、とにかく笑っちゃうんです!

見てるだけで気付けばゲラゲラしてて、幸せになれる。

すごくないですか?

失礼な言い方をすると、音源を流して歌う、つまりカラオケスタイルで真剣なステージをし、お客さんを30分笑わせるんですよ?

しかも幅広いからまったく飽きない!

これはカゲさんの想像力と表現力が凄まじいからだと思います。

頭に浮かんだ、楽曲に合ったパフォーマンスを即座に実行、そしてそれを繰り返す。

簡単なようでなかなかできないと思います。

さらに歌っている内容、つまり歌詞がずっと面白い。

板東英二と黒柳徹子どっちが好き?って曲とか、ハードコア※に対抗してソフトシェル※って曲とか、どうしたらそんな発想できるのか、まったくわかりません!笑

※ハードコアとは重厚で激しい音楽

※ソフト=柔、シェル=貝

しかも楽曲がいいんですよ。

おもしろさに隠れがちですが、音楽としてしっかりしているんです。

どの曲もポップで踊れるのに、その幅も広く、展開も豊かで飽きない、それでいて笑えてかっこいいキメがある。

あっぱれです!

素晴らしい音楽パフォーマー。

お見それしました。

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七番手 ランチブレイクさん

これまたおもしろ系に見えるじゃないですか?

オープニングの一曲目は面白くて明るいんですけど、ボーカルのくそトング井上さんはこのあとすぐにサングラスを外して、バキバキの良いバンドになります。笑

アンサンブルの硬さ、複数ボーカルのコーラスワーク、豊かな幅の楽曲クオリティ、そして忘れないユーモア、どれをとっても素晴らしかったです。

最初だけ面白くて、あとは裏切りによるドッキリならまだしも、良いバンドやりながら、最後までユーモアを忘れない姿勢がとても好きでした。

ボーカルギター、ボーカルキーボード、ギターメインのボーカル、全員声質が異なるのも良いですよね。

それだけで音楽に幅が出る。

それに歌も全員上手なので聞き応えがあるんです。

個人的には『雨降り 蕎麦屋のいい匂い』という歌詞のある曲と新曲の『わっかのうた』が特に好きでした。

11/3にスピリチュアルラウンジで企画もうたれるそうで、札幌在住の方、ぜひ一度ライブを見てみてください。

優しい笑いと柔らかに寄り添ってくれる楽しい音楽が聴けますよ♪

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いやながいぃぃぃいい!!

さすがに7組は長い!

この記事書くのすごい時間かかった!笑

僕も演者だったの忘れるくらい書いた!笑

だってみんなそれぞれ良いとこあるから、ちゃんと書いておきたいのさ。

本当にいつもお付き合いありがとうございます。

さて、これを書いてる当日はTempoの久保さんとセッション!

いってきます!

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あなたにここにいてほしいひと

TOT WORKS

33日目 はじめての音楽

こんばんは!TOT WORKSです!

この日はオフという名の作業日でして、10時間くらいネットカフェにいました。

だから書くほどのことはありませーん!笑

というわけで、代わりに僕が音楽に始めて触れたときのお話を書きます。

短期記憶は苦手なのに長期記憶はゴリゴリに残ってるので、盛っても削いでもないです。

恥ずかしいけどちゃんと書きます。

あと当時の僕のスタンスで書くので、乱暴でお馬鹿な表現もありますがお許しください。

、、、お願いせめて笑って!笑

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それは僕がまだ中学生だったころ。

TOT(13)「け!またみんなオレンジレンジの話してやがるぜ!歌詞がエロいとか言ってワーワー騒いで、ちゃらい軟弱者どもめ!」

そう、僕は音楽が嫌いだった。

幼稚園では音楽の時間から隠れて逃げ回り、

小学生では吹けないリコーダーを分解したまま放置し、鍵盤の違いがわからないピアニカではついに何も弾けなかった。

音楽を聴く、奏でるということに、果てしない女々しさを感じていて、どうしようもなく嫌いだった。

ちなみにこのときの僕は立派な二重アゴの超絶ふくよかさんであり、年中半袖短パンの体操着でドッチボールをしていた。

書いていて恥ずかしすぎる。

狂おしいほどにお馬鹿だった。

ーーー

そんなTOT少年も恋をした。

同じ部活で仲の良かった女の子、A子ちゃんだ。

例に漏れず恋愛とかも軟弱だと思っていたので、興味がないフリをしていたが、B子ちゃんからこんな話を聞く。

「A子ちゃんてビーズが好きなんだって!」

ほう、ビーズか。

女の子らしくてかわいい一面があるのだな。

僕も母がよく手芸でやっているのを見た。

ちょっと聞いてみたら盛り上がるかな。

ーーー

TOT少年「B子ちゃんが言ってたんだけど、ビーズ好きなの?俺も好きなんだー」←超絶調子がいい

A子ちゃん「うん!TOTも好きなの!?かっこいいよねー!」

TOT少年「(かっこいい?)そうだね!かっこいいよね!」

A子ちゃん「どの曲が好きなの?」

TOT少年「え?」

A子ちゃん「え?」

ーーー

もうおわかりでしょう、B’zだったのです。

それからA子ちゃんともっと仲良くなりたくてB’zを聴き始めました。

イヤフォンを友達に借りて、TSUTAYAでCDを借りて、初めて聞いたときの衝撃は今でも忘れません。

歌う人と楽器の人がいるけど、楽器の人はどの音を鳴らしてるんだろう?

とか、ギターもよくわかってないレベルで聞いてました。

だってMステ見ても『僕はこの音を鳴らしています』ってやってくれないからわからないんだもんな!

それからしばらくしてA子ちゃんに壮絶なフラレかたをしたのは、また別のお話。

僕の手元には好きだった女の子の好きだったものだけが残った。

それからもB’zに夢中で、ずっと聞いていたが、リリースされている全ての曲を聴きこんだ頃、ポルノグラフィティやBUMP OF CHICKENを教えてもらい、僕の音楽は広がっていった。

ーーー

中学3年の頃、音楽の授業。

神奈川県全体の合唱コンクールがあり、学校ごとに代表を選抜して出場するとのこと。

なんとそれに選ばれたのだ。

不思議に思っていると先生が僕に言った。

「TOTくんは歌がすごく上手だからね!」

この日、僕は自分が歌を歌えていたことを初めて知った。

成績表にも興味がなかったので、評価なんてとくに気にしていなかったのだ。

今の僕があるのは、間違いなく、本人に自覚がない素敵な部分を、面と向かって褒めてくれた、この先生のおかげだ。

そういう体験もあり、臆さず人に素敵な部分を素敵だって伝えるようにしている。

松本先生、本人にありがとうございます。

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かくして、TOT少年は音楽と出会った。

それからバンドを組んで、作詞を始め、作曲をしたのは、これまた別のお話。

またの機会のお楽しみ。

今日もみんなありがとう。

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あなたにここにいてほしいひと

TOT WORKS

32日目 みんな!したっけ!

こんばんは!TOT WORKSです!

この日は昼夜ライブ二本立て!
昼は老人ホーム「シティハイムふきのとう」さんで、夜は「PIGSTY」さんでのライブでしたー!
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前日のライブは苫小牧。
札幌までは1時間半かかります。
ライブ終わりに移動しまして、寝たのは4時。
寝坊常習犯すぎる僕は、怯えながら目覚めました、、、朝の9時!
あまりに余裕すぎる目覚めにひとり歓声をあげて起床!
準備をして、ゆっくり過ごしていると、出発の時間になりました。
そこで気づく。
コーヒーが足りない。
避難所コーヒーで味を占めた僕は、これから施設でライブをするときはコーヒーを淹れることにしたんです。
もちろん、ふきのとうさんにも言ってあります。
大急ぎでコーヒーを買い足しに行ったんですが、結果30分遅刻、、、情けないです。
ごめんなさい。
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13時半、シティハイムふきのとうさん到着。
中に通して頂いてびっくりしました。
リビングにイスが並べられて、完全にライブ会場になっていました!
利用者さんと職員さんが、大きな拍手と待ってたよー!の声で迎えてくださって、僕は自分がスターなんじゃないかと錯覚するほど!
本当にありがとうございます!
遅れてごめんなさいの気持ちもさらに膨れます!笑
そうしてライブ開始。
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皆さん各々、目を閉じたり、体を揺らしたり、優しい眼差しで見つめたり、お好きなように聞いて頂きまして、あぁいまなにか繋がっているっていう感覚がすごかったです。
あとは職員さんの動画と写真撮影がすごくて、何人もの方々に撮られ続けて、いやほんと、僕は超有名なスターなんじゃないかって思いましたよ!笑
演奏が終わってからコーヒーを淹れさせて頂きました。
それも大変喜んでいただきまして、コーヒーが大好きな方からもグーをいただきました♪
職員さんも待ちかねていたという方がいらして、なんか素人のコーヒーで申し訳なくなるくらい喜んでいただきました◎
ーーー
そのあとはみんなで昔話したり、北海道のお話や、僕の旅の話なんかで盛り上がりました♪
帰るときにもとても温かく見送って頂きまして、ほんと僕のほうがたくさんもらっちゃったなって感じです。
来年も来てねって言ってくれたんです。
皆さん、どうか楽しく長生きしてくださいね。
本当に、また来年も会いましょう。
職員さんに最後『したっけ』って言ってもらいました。
したっけ、とはこちらの方言で、またねって意味です。
帰りの車で、あったかさに泣いたのは、ブログを読んでくれている人と僕だけの、秘密ですからね。
○演奏曲目

1.空席のあるじへ

2.凪の庭にて

3.ソレナラ・ドーセナラの大冒険

4.アンサンブルに聞こえたら

5.黄昏からの手紙

6.泣きっつらに冠を

7.あるじを空席へあと、最後にみんなで歌った『ふるさと』

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夜はPIGSTYさん!
夕方までふきのとうさんにお邪魔していたので、その足で向かいました!
すっごいロックなライブハウス!
特にみてよこのトイレ!
恐る恐る棺桶を開けると、掃除用具入れでした!笑
アコースティックの日はフロアライブにするとのこと。
たしかにお客さんとの距離が近くて、僕も好きです。
そういう細かい配慮って素敵ですね。
リハーサルもバシバシと終わりまして、さぁさぁ、今夜もステキなライブのはじまりはじまり!
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一番手 Girls Back Teen(こまつさん)
パソコン、MTR※、小さなシンセサイザー※
まず機材がおもしろい。
どうやって使うの聞いてみたら『見た目の割にシンプルなことしかしないんです』とのこと。
※1.演奏を録音するのに使う機械
※2.色んな音色が出せるキーボード
ライブ始まってびっくり!
事前に録音して作っていた音源をパソコンで流しながら、キーボードを弾いて歌う!
たしかにすごくシンプル!笑
でも音楽のつくりが細部までよく出来ていて、こまつさんがいかに音楽が好きで詳しいのか、一発でわかりますね。
またこれがすごく心地のいいポップスで、歌う内容も明暗のコントラストが楽曲ごとにハッキリしていて、聞いている側の姿勢を上手に提案されています。
これ、僕はすごく大切なことだと思いました。
音楽は自由に聞くものですが、それ自体の本質はどこにあるのか、わかりづらいものは、心地よく聞く、とはまた違ったところに着地すると思うんですよね。
ことポップスという音楽は、日常のワンシーンで気軽に聞ける良さが含まれているジャンルだと思うので、こまつさんの聞き方の提案がわかりやすい楽曲はとても親切だと思います。
MCも楽曲の製作部分の解説、音楽への考え方を話されていて、本当に先生みたいな人でしたねー笑
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二番手 シューイチ・ヴィシャスさん
ゴリゴリにパンク!ゴリッゴリにパンクス!
大切なことなので2回言いました。笑
黒いフェンダー※のギターをかきむしりながら、ずっとでっかい口開けて、でっかい声で歌う!
僕、アコースティックのパンクを見たことなかったんですけど、すごい迫力でした!
※ギターの有名なメーカーの名前です。
終始汗だくで、たぶんそんなに力強く弾いたり歌ったりしなければバラードなのかもって曲も全力なんですよ。
なかなかできませんよ。
いやそりゃあTOTは表現方法違うからさー
って思うでしょ?
たしかにそうですけど、アコースティックギターと歌で、汗だくでずっとライブできます?
全曲イントロからアウトロまでですからね?
僕はそれだけでもうすごいことだと思います。
特に僕が好きだったのはMCです。
息を切らしながら、すっごいちゃんとした、真っ当なこと言ってくれるんですよ。
すごい失礼な言い方なのはわかってますけど、パンクの見た目で汗だく全力弾き語りパンクして、MCでいい事言われちゃったらたまんないですよね。
こっちはしんみりした曲一生懸命やって、MCでヘラヘラしてるっつーの!笑
一本のライブへの決して手を抜かない情熱、勉強させて頂きました。
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三番手 TOT WORKS
僕です。そう、僕です。
今回の課題は『僕の音楽が響かないかもしれない環境の中、全開のパフォーマンスを発揮し、いかに残すか』というものでした。
実は共演者の皆さん、最初は結構クールな印象でして。
さらに実は、全員合わせてお客さんゼロだったんです。
つまり、ハートフルなタイプの音楽をやっている僕 VS クールな印象の共演者 + ゴリゴリにロックなハコの方々という図式。
いや別にVSしてないんですけど、よそ者の僕の気持ち的にです。笑
結果としては響かせられたのかな?笑
こまつさんはCD買ってくださって(本当に本当にありがとうございます!)、シューイチさんとはライブ後に刑務所や少年院や養護施設でライブするにはどうしたらいいのか話し合ったり、最後の山上さんやハコの方々とも打ち上げで楽しく話せたり、いい感じに繋がれたんじゃないかと思う日でしたー笑
シューイチさんはお子さん産まれたって言ってたので、やる予定のなかった『泣きっつらに冠を』やったり、僕が『還り道』を歌う意味を熱弁したり、滑りかねない勢いでライブしました!笑
結局さ、ひとりひとりめがけて全力でやればいいんだよ。うん。
○演奏曲目
1.空席のあるじへ
2.楽園
3.泣きっつらに冠を
4.五分後のあなたに
5.還り道
6.音楽を鳴らした日
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四番手 山上大介さん
普段は馬頭琴がいるインストバンド『もんごりぃさいけ』でギタリストをされているそうで、エレキギターとエフェクターで出演されていました。
ん?このセット、どっかで見たことあるぞ?
そう!10/19のローランドゴリラさんで共演したタクマモトオさん!
ってことはやわらかポップスなのか!?
、、、
って全然ちがぁーーう!!笑
こういうのも、連日ライブするとおもしろいポイントですね♪
山上さんはギターで弾き語りしたり、事前に作っておいた音源に合わせて歌わずにギターを弾いたり、色んなアプローチを含んだライブされてました。
こういうのもアリなんだなって思いました。
だってギタリストが音源に合わせてギター弾いて、ソロでライブ出ます?
そういう普通やらないよね、って壁が山上さんには関係ないんだなってくらい、堂々として、なおかつすっごい楽しんでいて、その姿がとても気持ちよかったです!
でも考えたら、やりたいことやってるはずなのに臆してるほうが、本当は違和感ありますよね。
そういう根本の部分、すっごい勉強になりました。
だからこそ、やっぱり僕も自分のライブをやりきって良かったんだなって思えたんです。
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さてさて恒例の打ち上げです!
昔は正直打ち上げ苦手でした。
お酒弱いし、みんなみたいに音楽に詳しくないし、なにを話したらいいんだろうって思ってたんです。
それが続けていくうちに、わかったんですよね。
別になんにも関係ないやって。
ただ人と人として、交流を楽しめばいいんだって。
この夜も先日の地震の話を聞いたり、北海道の雪事情で笑ったり、関東と北海道の違いで笑ったりして盛り上がりました!
これでいいんだと思います。
なにかを無理することなくて、ただ言葉を交わせることに感謝して笑えたら、中身なんてなんでもいいんです。
今日はありがとう、またいっしょにやろうね!
って思えたら、それはもう幸せなんだと思う。
そんな当たり前のことを再確認した楽しい夜でした。
ーーー
最後に、お客さんがいなかったことを、お店の人と共演者さんたちに謝られまして、そう僕なりに重く受け止めました。
せっかくツアーにきたのにどういうことだ!
って話じゃなくて、僕も含めてなぜ誰も呼べなかったのか、来たいなって思わせられなかったのか。
これはとても大切なことです。
やりたいことに対して真剣であればあるほどに。
でも、それをひとりひとり自覚しているのが共有できたから、ここから前進すればいいのです。
そんなことも考えさせられる夜でした。
つまり、今夜もいい夜だったってこと!
本当にありがとうございました。
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あなたにここにいてほしいひと
TOT WORKS

31日目 音楽で心がジャムる夜

こんばんは!TOT WORKSです!
この日は先日急遽ライブをさせて頂いた苫小牧の「ロックバーJAM」さんでのライブ!
横浜から北海道ツアーに来られている「BITO」さんのオープニングアクトを務めさせて頂きました!
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夕方に到着すると、毎日の密度によりもう懐かしくなっている扉が。
マスターにごあいさつすると、渋い雰囲気にBITOさんの顔が大きく書いてあるオレンジ色のTシャツ。
失礼ながらかわいすぎます。
先日の急遽のときとは違い、ライブ仕様になっている店内。
ステージになっている場所からお客様の席まではマイクスタンド一本の距離感、段差はなし。
アコースティックの場合、人との距離感は大切ですから、今夜はみんなで温かいライブができると確信。
ワクワク。
その後到着したBITOさんともお話させていただいたんですけど、節々からにじみ出る人柄の良さ。
Youtubeで拝見したときは、楽曲や演奏のクオリティの高さ、活動の年季から、気難しい方かも、、、と思っていたのですが、親しみやすさにびっくりするほどでした。
そして入ってくるお客様たち。
BITOさんの大ファンの方々のようで、何年も北海道ツアーを楽しんでいらっしゃるそうです。
これがまたBITOさんファンらしく、穏やかで温かくて気さくな方々でして、今日のライブのやりやすさはピカイチでした。
そして始まるライブ。
レポートいきます!
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オープニングアクト TOT WORKS
始まる前の印象通り、とても楽しくライブさせて頂きました。
今夜の課題は繋げることです。
ここにいらっしゃる方々はBITOさんを楽しみに来られています。
僕のつなぎ方でその楽しさもさらに上げられたら、と思いながらライブに臨みました。
結果としては、もう単純に後述のBITOさんが素晴らしすぎて、僕の課題うんぬんなんて関係なかったです。笑
生意気ですみません!
ただ、年季の入った方々とご一緒するときいつも思うのは、素晴らしい音楽は当たり前にハイレベルな演奏から生まれるということです。
「パンク」や「味」というジャンルや基準は否定しません。
むしろ僕も好きです。
ただ、音楽として鳴らすその先にあるものを感じさせることができる人たちは、当たり前に上手です。
僕も自分なりに目指して励んでいるつもりですが、まだまだ届きそうにありませんね。
それくらい自身に音楽的課題を感じました。
がんばれることがあるのってありがたいことです。
マスターとBITOさんのお誕生日が近かったため、最後は「ハッピーバースデー」という歌詞から入る曲をやらせて頂きました。
○演奏曲目
1.五分後のあなたに
2.雨の楽隊
3.黄昏からの手紙
4.レクイエム
5.あるじを空席へ
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メインアクト BITOさん
素晴らしい。幸せな時間でした。
初見の僕でも他のお客さんたちといっしょになって、ゲラゲラ笑っちゃったり、しんみり聞き入ったり。
なんかBITOさんのライブ見てると、すごく幸せな気持ちになるんです。
演奏でも歌でも笑わせにくるし、かと思えば人生の渋みを優しく歌うし、暗いこともあるけれど、人生楽しくやっていこうよって感じがあふれんばかりに伝わってくるんですよね。
そのスタンスは僕も近しいものなんですけど、僕はMCでおちゃらけて、音楽はしんみり。
 BITOさんは音楽でもMCでもちゃんと人を笑わせたりしんみりさせるんです。
個性とか違いといえばその通りなんですけど、できるのかできないのかは別です。
今の僕にはまだまだBITOさんのように、自分なりに人に笑ってもらえるような音楽は難しいですね。
本当に大切で素敵な課題をいただいたと思います。
もちろん僕にも僕の良さがあるのは、いつもお客さんたちに教えて頂いているので、そこはこれからも大切にしていきます♫笑
あと、マスター含めファンの方々がファンすぎて、ハモりやコーラスアレンジを歌っていて、その空気だけでも楽しいのに、その中にいるBITOさんが一番楽しそうで、本当に、本当に素敵な時間でした。
こんな素敵なところに混ぜて頂けて幸せです。
本当にありがとうございました!
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終演後はファンの方が差し入れで持ってこられたバースデーケーキをみんなで食べました!
切り分ける前に、BITOさんとマスターで記念撮影タイム。
かわいすぎるふたり。
ファンの方々もみんなそれぞれ大盛り上がりで撮影されているのが最高におもしろかったです!笑
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BITOさん、マスター、お客様方、最高に楽しい時間に混ぜて頂き本当にありがとうございました!
これからもよろしくお願いします!
4日間連続ライブ、3日目これにて終幕!
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あなたにここにいてほしいひと
TOT WORKS

30日目 つむいだ日々の布

こんばんは!TOT WORKSです!
この日は急遽の寝起きライブをしてから、二度目の出演「札幌ローランドゴリラ」さんでのライブでした!
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朝目覚めると、そこには9時を指す時計が、、、
今朝は札幌市清田区の老人ホーム「パートナーハウス二号館」さんでの打ち合わせ。
昨晩はライブだったので、寝たのが4時だったのです。
まずすぎる!顔洗って歯を磨いて着替えてなんやらかんやら!
猛ダッシュで向かうと10分前着。
ふーっとひと息ついてごあいさつすると、予定していた日とは別に、なんと今日これからライブはどうかと!
大変ありがたいお話!しかし寝起き!声は出るのか!
悩んでいると「困らせちゃったかな、、、」とか思わせてしまっている感じがしたので、僕も漢だここはやらせて頂こうということで、ライブ決定しました!
そこからはもうお忙し!
急いで車に戻り、出ない声で発声練習をしつつ、動かない頭で選曲をしつつ、これまた動かない指でギターの確認!
なんとか時間に間に合わせると、皆さんが集まるホールはライブ待ちの配置と雰囲気に。
見せてやるぜ、ネオキワークス!
なんておもいながらいつも通りやらせていただきました。
時間が短めだったので、声も指もなんとかもってくれた印象。
危なかった〜。
利用者さんたちは喜んでいただけたようで、割れんばかりの喝采いただいたり、次回の本チャンを楽しみにしてくださっていたり、すごくいいかんじでした。
ご機会いただき本当にありがとうございます。
○演奏曲目
1.空席のあるじへ
2.アンサンブルに聞こえたら
3.凪の庭にて
4.泣きっつらに冠を
ーーーーー
そして夜の「札幌ローランドゴリラ」さん!
二回目ということで、仲良くなった店長の「てっぺん藤井」さんにお会いするのが本当に楽しみでした♫
到着すると他の出演者がリハーサル中。
「月森キナ」ちゃんという女の子。
青いセーラー服に赤いエレキギターがすっごい特徴的で、その時点でおもしろかったんだけど、話を聞くと、なんと今日が初めてのエレキとのこと!しかもスタジオでエレキ使ったりもせず!
うそでしょー!って話で盛り上がったりしつつも、リハからその声と歌には光るものが。
ドリンクには「近藤奏」ちゃんが。
本当は共演する予定だったんだけど、体調不良ということでおやすみに。
それでも共演者をみたいからということでドリンクをやるってお話で、ちょっと心配だったけど、また夏に共演しようね!なんて楽しみが増えたりして。
というかてっぺん藤井さん、僕まだ二回目なのに「リハ、一応やる?」って!一応って!笑
慣れ親しんでいただいてるのがわかりすぎて、すごく居心地良かったですけどね!笑
お仕事でリハに来れない方もいるので、リハはこんなかんじで終了。
さてさて、それではレポートいってみますか!
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1番手 タクマモトオさん
エフェクターを並べたエレキギターの弾き語り。
僕もそうだけど、大体アコギなのに珍しい。
普段は「あららら」というバンドをされているようで、ソロの曲とバンドの曲を織り交ぜていました。
テンションの穏やかなポップスはきもちいですね。
押し付けるかんじもなければ、薄すぎるかんじもしない。
語弊があるかもしれませんが、とてもちょうどいい音楽でした。
そこにエレキが合うんですよね。
アコギの持つ温もりもいいですが、エレキってこんなに柔らかいだなって新しい顔を知りました。
「あららら」は女性ボーカルもいるバンドだそうで、その楽曲をやるときには月森キナちゃんとコラボに!
キナちゃんは歌の表現力が凄まじく、いろんな顔を表現していました。
ハスキーだったりアタッキーだったりする歌が、タクマモトオさんの楽曲にいい感じのスパイスとなって、飽きのこないポップを楽しめるライブを見させて頂きました。
ーーーーー
2番手 月森キナちゃん
先ほども書いたように、キナちゃんは歌の表現力が凄まじいですよね。
メロディラインもとてもバリエーション豊富なので、聞き応えがあり気持ちがいいです。
さらに彼女の表現としては、女性の持つドロッとしたかんじといいますか、ステージングが個性的です。
心の揺れ動きに敏感だからこそ、それをそのまま表現できるのだと思います。
その危ういステージングと歌の表現力が合わさることで「この人は何をするんだろう」という期待感と「音楽の気持ち良さ」が同居して、ショーとして見ごたえがすごい。
例えば
普通に歌っていたかと思えば急にアカペラになったり、
ギターに跨って動き、淫靡で危うい演出をしたり、
かと思えばしっかり弾いてしっかり歌ったり。
見ている人を飽きさせない自己表現の幅をみせてもらいました。
そういうことをどこまで計算してやっているのかが見えない感じだからこそいいですね。
そんな子が若干19歳というもんだから、僕ももっと勉強しないとな、なんて本気突きつけられますよ。
ーーーーー
3番手 酒井博史さん
酒井さんとは共演二回目でして、最初のローランドゴリラさんでご一緒しました。
そのときに僕と話していて「今日は楽しかったから」とその場で二回目の共演を決めてくださったんです。
ご一緒できて本当に嬉しいです。
ありがとうございます。
酒井さんは昭和歌謡の名曲たちをカバーされるんですけど、前回と変わらず圧巻の歌唱力。
歌ってのはこうやって歌うんだと先生に教えてもらってるような気持ちになります。
手前味噌な話、僕は歌をよく褒めていただきますが、そんな僕でも圧倒されて聞き入ってしまうんです。
歌詞に対する情感の乗せ方が異常なほど上手で、それはリズムや音程などの歌の基礎がものすごい硬いからだと思うんです。
だから内容が耳に自然い入ってくる。歌が届く。
選曲も素晴らしいんでしょうけど、初めて聴く曲も酒井さんが歌うと全て名曲になるんですよね。
そんな風にカバー曲を歌える人って、僕はそうそういないと思います。
二回聞いて、二回とも脱帽です。
ーーーーー
4番手 TOT WORKS
僕です。
今回の個人的な課題は、年齢が離れた若い女の子たちと、僕よりも先輩な男性陣、ひとつのステージでこの両者どちらにも響かせるにはどうしたらいいのか、というものでした。
選曲はもちろん、MCの空気感や内容、言葉選びなど、両極的に考えて、包括的なアプローチに落とし込む。
非常に難題でしたね。
それを考えた上で、感じたままやることにしました。
結果としては、一曲目で奏ちゃんから「すてきぃ、、、」なんて漏れた感想頂きまして、デレデレです。笑
さらに酒井さんからは「すごく近くまで来てくれる楽曲と広い空間に連れて行ってくれる楽曲が両立していてすごい」なんて具体的なご感想頂きまして、ニヤニヤです。笑
それでも、この課題はもっと伸ばしていける部分がたくさん見つかったので、まずは挑んで正解でした。励みます。
○演奏曲目
1.空席のあるじへ
2.五分後のあなたに
3.魔法使いはいなかったけれど
4.泣きっつらに冠を
5.還り道
6.あるじを空席へ
ーーーーー
5番手 てっぺん藤井さん
藤井さんも二回目!熱いんだよなぁ。
この人は垂れ目です。細身で小柄です。
髪型は毛量多めのモジャモジャです。
言葉数少なく物静かです。基本無表情です。
何が言いたいかというと、動物的でとてもかわいいんです。笑
そんな人が終始熱いステージするもんだから、ドキドキしちゃうんですよね。
声は太くしゃがれ声で、例えるなら「竹原ピストル」さんをハスキーにしたような。
ギターに感情をそのままぶつけたような荒いストローク。
かと思えば、弾いてるコードやフィンガリングには繊細な空気感があったり。
早口で叩き込んでいく歌が部分部分にあるんですけど、そこが切ないんだよなぁ。
どうしようもならないことを一緒に悲しんでくれているようだ。
そこからの「でもさ」「けどさ」って空気感。
散々悲しんだけど、そろそろ行くかってかんじ。
いや惚れてまうやろぉぉおお!!笑
音楽も良いんだけど、そういうとこ憧れますよ、ほんと。
人柄だなぁ。
実は、次の夏には一緒に室蘭へ行くことになるくらいには意気投合できてるかんじなのです!
そちらもお楽しみに!
ーーーーー
そんなこんなでライブもおわり、最近の僕が大好きな打ち上げタイムに!
みんなで楽しくしゃべってると、いつの間にやらひとり一曲生演奏する流れに、トップバッターの僕はリクエストいただいた「魔法使いはいなかったけれど」を。
みんなのオリジナルの生歌きけるぞーふひひひ
って思ってたら、僕とキナちゃん以外急にカバー!
みんなずるいぞ!笑
最後には酒井さんの演奏で中島みゆきさんの「糸」を合唱。
サイッコーに楽しい時間でした。
こんな楽しい夜を本当にありがとうございます。
みんなでまた歌おうね。
4日間連続ライブ、2日目これにて終幕!
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あなたにここにいてほしいひと
TOT WORKS