こんばんは!TOT WORKSです!
昨晩はまっとさんからご紹介頂いた、清水さんのお宅にお世話になりました!
清水さんは陸前高田や熱海で開催される、音楽野外フェス『TAKATA FESTA』などを企画運営されていて、ここ、陸前高田で起きた悲しみを繰り返さないため、災害の防災の呼びかけなどもされている方です。
その夜はたくさん大切な話を聞かせて頂き、僕もまた自分ごとを聞いて頂きました。
本当に勉強になるお話ばかりで、頭が下がります。
そしてなんと話の流れで、急遽9/30開催の野外フェスに出演させて頂くことに!
さらにそこでコーヒー屋さん『コーヒーショップ トット』もやらせてもらうことに!
こんなことになるなんて、、、夢みたいだ!
寝床まで貸して頂いて、お世話になりっぱなし!
本当にありがとうございます。
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翌日の朝も語り合ってから昼食へ!
海産物の養殖をしていて、ごはんもやっている直売センター
こーんな贅沢ホヤ刺身定食がなんと850円!
さらにさらに!
こーんな大きなホタテも!
これでもMサイズだとか!
美味しすぎてまた気絶するかと思ったー!
美味い海産物はだいたい気絶しそうになる!笑
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昼食後は清水さんと別れ、コーヒーショップをやるにあたっての買い物へ!
イオンで食材系を買ってから、紙コップを買うため清水さんにご紹介頂いたパッケージ屋さんに。
復興事業のひとつ、仮説商店街にある米沢商会さん。
僕が店主の米沢さんに買い物の相談をしている流れで、実は語り部さんであることが判明し、被災時の大切なお話を聞かせて頂くことに。
ネットで『陸前高田 米沢商会』と検索して頂くと出てくるのですが、米沢さんはご家族を亡くされています。
地震が起きたとき、ご両親、弟さんとの4人でお店にいて、米沢さんは倉庫を、ご家族は店内の片付けをし、終わり次第避難所へ移動と約束をしました。
しかしすぐにもう一度大津波の警報が鳴り渡り、米沢さんはお店に急いでもどりました。
約束の避難所ではなく。
すると巨大な津波は街を飲み込んでいき、米沢さんを15メートルのビルの屋上のさらに煙突へ追い詰めました。
座布団一枚ほどの煙突の上に避難した米沢さんの、20cmほど下まで波がきて、幸いにも米沢さんは無事でした。
波が引いていき、更地にされた街を見ながら、とてつもない恐怖を感じたそうです。
米沢さんのご家族は避難所に避難していました。しかしその避難所は、波に破壊されてしまったのです。
数分前まで一緒にいて、約束を守ったご家族は亡くなりました。
米沢さんは、今でもあのとき、なぜ避難所ではなくお店に戻ったのかわからないそうです。
しかし、そうしなければ、僕は米沢さんとお話させて頂くことはありませんでした。
ご無事で本当に良かったです。
遺品も思い出の品も、お店も流されてしまった米沢さんが、この経験を語り継ぐ想いは、もしまた同じようなことが起きたとき、自分の話を聞いていれば、聞いた方の助かる可能性があがるから、とおっしゃっていました。
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天災は本当に恐ろしい。
避けがたく、耐えがたく、平然と命を奪い、故郷を破壊していく。
誰かが同じような悲しみを繰り返さないために、という米沢さんの想いは、聞き手が語り継ぐべきものだと思いました。
また陸前高田に来た時には、しっかりと時間を設けてお話伺おうと思います。
米沢さん、大切なお話本当にありがとうございました。
皆さんもぜひ、『陸前高田 米沢商店』と調べてみてください。
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そしてその後、清水さんのご紹介で同じく仮説商店街にある、『SAVE TAKATA』へ。
ここは復興支援を様々な形で行なっていて、ボランティアがしたいと話した僕を連れてきて下さったのでした。
その夜のうちに、農業部門が独立してできたNPO法人lampさんのりんご農園のお手伝いをご紹介頂きました。
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人が人を呼び、縁が円になり、輪が和になるように、たくさんの方とつながっていく毎日。
僕に今、なにができるだろうか。
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あなたにここにいてほしいひと
TOT WORKS